9月18日(月)  アゼルバイジャン(バクー)→国境


1ドル = 4000マナト(正規4500マナト)
1円  =   42マナト



<行動> バクーホテル              <支出>
         │
    アゼルバイジャンホテル
         │                ケバブサンドウィッチ 2500マナト
    乙女の塔(旧市街)
         │
 グルジア大使館を探しまくる    タクシー代 25000マナト(約600円)
         │               チャイ     2000マナト(約50円)
    グルジア大使館
         │
       旅行会社                     バスチケット代 70ドル
         │
      バクーホテル        ポテト+ビスケット 8300マナト(約200円)
         │
     グルジア大使館              ビザ代  15ドル
         │
       旅行会社                夕食代 10000マナト(約230円)
         │
 16:00   出発!               ?代     40ドル
         │                国境で没収 25000マナト(約600円)
 4:00a.m.  国境                  
                      合計 72800マナト+125ドル (約143ドル)


 
今日はグルジアへ出発する日だ。そのためのビザ取得に朝から
アゼルバイジャンホテルへ出掛ける。「旅行人」によるとホテルの一室を
借りてるらしい。だがホテルマンの話によると旧市街の乙女の塔付近に移転した
みたいだ。こんな風に移転されると厄介である。なぜならグルジアみたいな小国の
大使館は目立たなくて見付けにくいからだ。案の定、タクシーの運ちゃんと発見する
のに20分かかる。しかもその場所はタクシーを拾った場所の路地裏!6ドルも
使ったのに何てこった・・・。そのグルジア大使館も厄介なことに3日間のトランジット
ビザ(第3国へ抜けるためのもの)しか出さないと言い、仕方なくバクーからグルジア
を経由してイスタンブールへ直接行くことになってしまった。情報では簡単にもらえる
はずなのになぜ?。何かグルジア国内で問題があったのかな?グルジアは窓から
じっくり観光するしかなくなってしまった。バスは無事16:00に出発。これから
2泊3日の旅だ。バスゆえに多少のキツさは覚悟しなくては・・。しかし意外と乗客が
少ないため、バスの中はガラガラであった。・・といってもアジアのバスは途中から
乗り合いになるから、いっぱい人が入ってくるんだろうと思っていたけれどほとんど
人は追加されず2席を占領。これなら少しは楽にイスタンブールまで行けそうだ。
と思っていたら、いきなり40ドルを徴収し始めたぞ。なんだそりゃ!?私以外の
人間からも取っていたけど、それって一体何なの?言葉も通じず、結局何の料金か
分からぬまま渋々払うことになった。席をいっぱい使えるからか、何かの税か?
それとも元々払うことになっていたのか?合計110ドルのバス代(2泊といえど)に
納得がいかぬまま、バスは走り続けるのであった。高すぎるぞー!バスから見える
アゼルバイジャン郊外の景色はとても面白い。カスピ海付近だけでなく、どこまでも
油田発掘をするための大きな設備が見えるのだ。私の中でバクーと言えば「油田」と
いうイメージがあっただけに、その大油田を見てけっこう感激した。やっぱここは
油田都市バクーなのだ。バスの中は乗客は少ないだけに、けっこう顔なじみになる。
可愛らしいちっちゃな子どもとは仲良くなってしまった。中央アジアだけでなく、今まで
旅行したほとんどの国の人間は言葉は通じずとも、食事などの席に「一緒に来い」と
誘う(中国以外)。このバスの運ちゃんも例外ではなく、休憩の時には一緒にチャイ
などを誘ってくれて言葉の通じないコミュニケーションをはかっていた。こういう
フレンドリーなところは日本も見習うべきだよね。そしてバスはとうとう
アゼルバイジャン−グルジア国境へ到着することになった。

国境 まずはアゼルバイジャンの出国イミグレーションへ。本によるとここもけっこう
タチが悪いらしい。しかし今回はどう見ても俺のビザに問題はないだろうと少しは
安心していた。警官は乗客全員のパスポートを持って本部へ戻る。すると数人
(私を含む)を呼び出し本部へ連れていってしまった。こういう時はほとんど私は
連れていかれる。日本人だからか、標的にしやすいのか・・?だから日本人が
あんたらの国で悪い事はしないって!やるとしても麻薬くらいだろう?商売なんて
やるはずもないし、観光以外する事ないよ。スパイしたって何の意味がある?
それくらい理解しろよと心で思う。イランとかもすごく厳しい国だけど、日本人は
何もしないと分かっていてけっこう顔パスが多いのだ。こういう国を見習ってくれ
とも心で思う。連れていかれると大体良くない事が起こる。今回もか?私の
パスポート(ビザ)を見ながらごちゃごちゃ言っている。こういう時は問題があることが
多い。やはり「プロブレム」らしい。「またか!」と思いやはり焦る。「お前はここで
Finishだ。あのバスはお前を置いて行く。お前はバクーへ戻れ(何となくこう言って
いた)」だって。なんでやねん!すごいびびった。なんせここまで10時間かかって
いるのだから。金も110ドル払ってるし帰れるかい!と言い続けるがダメと言う。
理由は(おそらく)入国スタンプの押されている場所が、本来出国スタンプの押される
場所にあるからだって。「は?」と思った。「だからお前は出国できない。スタンプの
場所がプロブレムだ」と(多分)言うのである。バカバカしくて笑いそうになったよ。
こんなアホと付き合ってらんない。ほんと国境警備隊の一部の人間はクズだ。こういう
奴がいるから嫌な思いをいっぱいしなくちゃいけない。一般市民にとって迷惑だ。
罵倒する言葉が頭にどんどん浮かんでくる。もうウンザリだ。
「そういうスタンプを押したあんたの国がプロブレムだ」ロシア語で言ってみたかった。
こんな間も通そうとしないので、少し「マネー」みたいなことを言ってきたから、
「いくら?」と聞くと「100ドル」だって。俺はムッとして10ドルを相手に向かって
投げ捨てた。多くの人間が見ていて気まずくなったのか、それを受け取らず
「ノープロブレム、バスへ戻れ」と言ったのだ。やっぱり問題ねーやん。奴の態度を
見てそう思った。こういう時、バスの運ちゃんたちは心の支えとなる。いろいろと
助けてもらってありがたかった。私以外の他の乗客もしつこい取り調べを受けていて
かなりウンザリ気味だったので、一般市民にとってもこういう輩は迷惑なのだろう。
権力を傘に好き勝手するバカである。それからも荷物検査、税関審査が長々と続く。
税関審査での所持金検査ではドルをチェックしていて、10ドルを返そうとしない。
まるで子どものようなアホ検査官から金を奪い取ったのは良かったけど、
アゼルバイジャン・マナトは他国へ持っていけないらしく(これは多分本当)、6ドル分
取られてしまった。それはしょうがないとしても、こういった金は全部こいつの懐へと
入っていくから腑に落ちないよ。パスポートが戻るまで胃が痛くなる思いだったが
無事に返却。スタンプもちゃんと押されてある。ホッと一安心。そのままバスは
グルジア入国イミグレへ。また長い検査かなと思いきや、トランジット(通過)だからか
パスポートがすぐ戻ってきた。しかもスタンプも押されてある。一度もバスを降りる
ことなく無事グルジアへ入国できたのであった。やっとこれで安心して寝れるよ・・。
こうして早朝4:00の騒がしい出来事も終了した。


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