「あの日本酒」
1998/09/01
 あの日本酒とは、山形を代表する出羽桜酒造の桜花吟醸酒です。初めの出会いは、全国各地の銘酒をそろえている東京の割烹店に同僚と寄った時のこと。最初は銘酒として名高い、越乃寒梅、八海山、久保田などを注文していました。(これぐらいしか銘酒は知らなかったけど・・・) 少々飲み飽きていた頃、女将が「山形のXX桜は変わってますよ」と言われ、”どうせ日本酒なんか、どれ飲んでも同じだろう”と思っていた自分には、とても”ショック”でした。日本酒らしくない〜んです。今までフルーティーな香りのある日本酒は飲んだことがありません。(知りもしませんでした。) 是非みなさんも”日本酒特有の臭さとべっとりし甘さ”の日本酒しか体験されていないのであれば、”おすすめの地酒”を是非ご賞味くださいね。きっと日本酒観は必ず変わることでしょう。世の中には美味しい日本酒が沢山あるんですよ!!。

 日本人として幸せです。世界に誇れる日本酒に乾杯。

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モンドセレクションとは
2013/01/05
 モンドセレクション受賞商品がやたらと多いと感じている今日この頃。日本酒も御多分に洩れず、受賞商品がありますね。でも、飲んでみると単純に何処が良くて受賞なんだろうと思ってしまう。何でだろう。なので、調べてみました。モンドセレクション(Monde Selection)とは、食品分野を中心とした製品の技術的水準を審査する民間団体であり、ベルギー連邦公共サービスより指導及び監査を受け、モンドセレクションより与えられる認証です。1961年、独立団体としてベルギーの首都・ブリュッセルに作らました。
 運営基金の大部分は、エントリーの際に納付する審査料で、2012年9月現在、審査料は1製品につき1,100ユーロ(2013年1月なら12万円です)
 本認証は相対評価ではなく絶対評価を用いているため、定められた技術水準を満たした商品には全て認証が与えられる。なお国際的には知名度はまちまちである一方、日本国内では近年急激に上がったため審査対象品の5割が日本からの出品という状態にある。さらに、日本から出品した食品の8割が入賞しているらしい。
 審査基準の詳細は非公表です。(なぜ公表しない?!公平じゃないな。) 各項目の点数を加算し総合得点によって各カテゴリごとに特別最高金賞、金賞、銀賞、銅賞が授与されるとのこと。
 内訳は以下の通り。

100点満点の90点以上で特別最高金賞(グランドゴールドメダル)
80点以上で金賞(ゴールドメダル)
70点以上で銀賞(シルバーメダル)
60点以上で銅賞(ブロンズメダル)

ということで、モンドセレクション受賞に踊らされないように・・・ね!

Wikipediaより抜粋及び引用でした。
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飲酒履歴でも登場する「酒門の会」とは!?  
2003/08/19
 意外と気にしないで飲んでいました「酒門の会」のお酒ですが、コストバランス(価格と味、販売スペック等)が素晴らしく感じる今日この頃です。そこで皆さんにも紹介したいと思いました。そもそもお酒とは、蔵元が制作した作品を酒問屋或いは酒販売店を通して販売されるのが一般的ですね。しかし、製造過程が違うんですよね。販売は同じですが、「蔵元とは別の第三者が介入して酒造りをプロデュースする」のです。今回紹介しようと思っている「酒門の会」は以前、日本酒に乾杯でも紹介した”美味しい地酒の求め方−Part2”の「2.酒店主がプロデゥースしたお酒」と同じです。しかしながら、規模が大きい分、更にお買い得酒が多いです。是非ご賞味してみては如何でしょうか!!
 さて本題ですが、「酒門の会」とは平成6年9月に(株)花山「酒卸」を中心として設立された会です。活動内容としては「日本酒の品質向上」という同じ目的意識を持った全国の8件の酒造元と50数件の酒販店で構成されているとのとこ。その8件の蔵元さんに特別に依頼し、タンク契約で商品設計からすべてを酒販店で指定し、各地の蔵元に造っていただいた作品を消費者に提供しています。その限定酒が会員の酒販店を通して世に出ております。以下が8件の蔵元となっています。

1)瀧自慢(三重県)
2)初亀(静岡県)
3)美丈夫(高知県)
4)黒龍(福井県)
5)墨廼江(宮城県)
6)麓井(山形県)
7)明鏡止水(長野県)
8)正雪(静岡県)

 それでは「ご賞味を...乾杯」と推薦する前に、このお酒は何処でも買えるわけでは有りません。全国の会員酒店でしか求められませんので注意して下さい。ネットで検索すればお近くの酒店さんを見つけられるでしょう!!なお、これ以外にも沢山の「○×△の会」は有りますので色々探されてみるのも楽しいですね。出羽....

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ネット通販の落とし穴。(いい加減なネット酒店にご注意を!!)
2002/07/14

 今回は完全にネット酒店にやられました。経緯は、以下の通りです。

 恩人の方から四月下旬、酒の購入相談がございました。その方は、お酒(日本酒)をあまり好んでいませんでしたが、ある割烹店で出された日本酒「 くどき上手:純米吟醸「本生」300ml 」が大変気に入られ、私が酒好きで尚かつ、山形に行くことを知り、その銘柄と同じ一升瓶か四合瓶を10本程度是非購入(相当お気に召したようです)してきて欲しいとのことででした。相談を受けたときは、私も他のサイズを見たことが無いので、早速正確な情報収集に、あの「くどき上手」を扱っているネット酒店に軽い気持ちで検索しました。そこから返答してくれそうな2件を選び、に300mlの情報を頂きたい内容のメールをしましたが、そこからが悲劇の始まりでした。H商店では、いとも簡単に即答で帰ってきましたので、最初は非常に好感を持っていました。また、別のH食品では質問とは裏腹に商品売り込みで回答になっていません。その後、何度もやりとりをおこないましたが、納得が得られる回答がないので、くどき上手蔵元の亀の井酒造さんへFAXし、詳細を頂きました。そこで意外な答えが帰ってきてビックリしました。「300ml商品以外は無いです」とのことでした。早速、H商店に連絡したら、平謝りで終結し、H食品においては、何の連絡も無いという状況となってしまいました。
 幸いにも、購入前に蔵元に問い合わせていたため、恩人の方に迷惑をかけずに済みましたが、そのまま話を受け入れていたら、大変失礼なことをしてしまうところでした。
 今回のケースでは、たまたまと思いたいのですが、最悪の結果です。2店に問い合わせ、2店とも不正確な対応で、酒店の言うことを完全に信じていた(酒屋さんのことを好意的に受け止めていた)ことが完全に崩れてしまいました。このことはネット販売で購入する際の落とし穴と思い、教訓として、内容を掲載することに致します。

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 今回の問い合わせ商品及び内容:
  ★商品: くどき上手 純米吟醸(本生) 300ml ¥450
  ★依頼: 純米吟醸(本生)300mlと同成分で四合瓶か一升瓶の商品をご紹介下さい。

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H商店(愛知県)の対応:
H商店> この300MLは、40%精白の商品で下記の商品と同じ中身になります。
 ・くどき上手 純米吟醸  40%精白 720ML 

まじこ>XX商品との説明でしたが、単価的に見合わないので、直接蔵元に確認しました。すると、意外
     な連絡であったため、もう一度ご確認させてください。
     300ml ¥  450  ¥270/1合 ← 問い合わせ商品
     720ml ¥2,700  ¥675/1合 ← ご紹介商品

H商店>よく考えると何故720MLとお応えしてしまったのかと反省しております。
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H食品(山形県鶴岡市昭和町)での対応:
H食品>
 1)生吟醸くどき上手は、単品でもお売りしておりますが、発送の場合梱包などの関係から3本セットから
   お願いしております。
 2)純米吟醸くどき上手
  四合瓶 ¥2,622
  一升瓶 ¥3,107(雄町)
  一升瓶 ¥2,913(美山錦)で販売しております。

まじこ>
 ご連絡頂きましたが、問い合わせ内容が違うため、再度確認致します。
>2)純米吟醸くどき上手
> 四合瓶 ¥2,622
> 一升瓶 ¥3,107(雄町)
> 一升瓶 ¥2,913(美山錦)で販売しております。
 H食品さんでは上記商品は同じと言うことでよろしいでしょうか?正確な情報が欲しかったものですから、数件の酒屋さんに同時に問い合わしています。

H食品>
 紹介が不十分でご迷惑をおかけしました。お問い合わせの通り 四合瓶 ¥2,622 は精白40%ですが、一升瓶 ¥3,107(雄町)と一升瓶 ¥2,913(美山錦)は、精白50%となっております。よろしくお願い致します。

まじこ>
 私の説明不足でご迷惑をおかけしますが、質問としては下記の通りですので宜しくお願いします。
貴店で取り扱っている”純米吟醸くどき上手 300ML”タイプの原材米?精米歩合を教えてください。又、この商品と全く同じ四合瓶、一升瓶の商品はあるのですか?以上、宜しくお願いします。

H食品>
 お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。お問い合わせの件ですが、
 純米吟醸くどき上手 300ml(美山錦・50%)
              720ml(美山錦・40%)
             1800ml(美山錦・50%)

まじこ>
 たびたびの質問で申し訳ありません。先ほど亀の井酒造より連絡があり、300mlと全く同じ商品は他に無いとのことでした。

H食品>
 ........
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 特にH食品さんは回答になっていません。ネット販売されている酒屋さんは、顔が見えない分、いい加減いなっていませんか?今回は、あまりに酷い対応なので少々あきれてしまいました。今回特に掲載までは考えていませんでしたが、2ヶ月を経て、これはお酒を愛する者として掲載する義務があと納得し、掲載する事にしました。
 今回の掲載について、ご意見、ご感想ございましたら、是非お寄せ下さい。特に、ネット販売されている方、業界関係者のご意見は大歓迎です。
 ただし、誤解しないでほしいことがあります。単純に、ネット販売店の批判をすることが目的で掲載したわけではありません。H商店さんはお詫びも頂きましたし、返答が早く、誰しも勘違いはある物ですから仕方ない場合もあることとおもいます。し、しかし、H食品さんは地元、山形県鶴岡市昭和町でありながら、問い合わせを理解しようともせず、この対応には些か困ってしまいました。まじこから見て、このお店は悪質店と「まじこ」が認定せざるを得ません。

 今後、業界の方には以下のことに留意し、正常な酒販売促進を希望いたします。

蔵 元 殿  : 1)酒店を教育してください。
(代理店殿)   2)いい加減なお店に販売しないでください。

酒 店 殿  : 1)販売のプロ意識を持って、自己をもっと磨いてください。
          2)顧客の立場になってください。

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これでいいの? ”十四代”(もっと地元を愛してね!!)
2001/10/27
  十四代。名を知ったのは4年前(平成9年)です。知り合いから山形の”十四代は美味しいらしい”と聞きましたが、山形の地酒というと、出羽桜、初孫、米鶴等しか思いつかず、ましてや山形に行った際、酒屋さん入っても置いてあった記憶が無いほど、自分にとってマイナーな銘柄でした。その後、ふと十四代のことを思い出し、気軽にネットで探して購入(本丸)できたものです。お味の方は、定価\2,100としてはパホーマンスの良いお酒と思った次第です。その後、山形にはちょくちょく行くので気兼ねなく(山形の地酒なので少し店を回れば買える!!)買えると思ったのですが、それは予想以上に大変なこととなる羽目に!!それは今から三年前、15店回って買えた店は一店もありません。何とか頼み込んで、一本予約で買えた程度。なんてことだ!と思ったものでした。 その後、大変人気がある銘柄と知ったわけですが、どうしても納得がいかない出来事が積もり積もって3件ほどありまして、ついに取り上げることにしました。
其の1)テレビ放映。
 以前からよく見ているフジTV”ウチくる!?”。番組の中にあの十四代が持ち込まれてきました。え〜!!と思ったのですが持ち込んだ人はいくらでも用意できそうなことを言っているではないですか!!それも”大吟醸”これにはびっくりです。著名人や芸能人にはいとも簡単に渡すというのか?あの山形に行った際の15店巡りはいったい何なのか。その人物は”十五代目”の高木顕統氏のようです。
其の2)生産石
 テレビ放映の後、どこかのサイトで”十四代”の特集をしていて、生産石のことが掲載されていました。これからも石数を増やさず味優先に仕込んでいくとも。良い話であるが、其の1)のTV放映をみてしまったので、納得のいく回答が欲しいものです。現在、大変入手困難な十四代。もっと庶民が飲める努力をして欲しい。一般の人はどうやって入手すればよいのか!?このお酒は、凡人酒ではない?!と蔵元から宣言されればあきらめます。
其の3)プレミアム価格
 ”まじこ”の嫌いなプレミアム販売。いつまでたっても後を絶たないものですが、もう我慢できません。以前から気になっていましたが、ネットでのオークション。十四代(本丸)「一升定価\2,100」のお酒が、\10,000〜\20,000近くで販売されています。これって異常ですよ。完全に”十四代”は幻化されましたね。はっきり言って、本丸で\10,000以上出すだけの味は無いです。(もし\10,000以上出すだけのお金があれば、全国には美味しいお酒が多数あります!!) でも”十四代”がどうしても飲みたければ、お店で飲みましょう。全然お店のほうが安く飲めるし、いろいろな十四代も同時に味わえるからです。瓶で買うことでなく、みなさん一度味わって見たいのですよね。まじこもそうです o(^-^)o

 我慢できず取り上げましたが、”まじこ”はとっても日本酒を愛している愛好家です。また大変、山形酒も愛しているのですが、地元で買えないのは、はっきり言って地酒とはいえませんね。
 ちなみに”十四代”の銘柄は平成六年から発売された新しいもので、原材料の種類が多いのも特徴でしょう。また、十四代をこれほど有名にした十五代で杜氏の高木氏のセンスは抜群と納得いたします。しかし、勉強熱心なことは良いことですが、一般消費者のことも是非考えてもらいたい。過熱しているだけあって、コストパホーマンスは良いお酒ですので是非とも、たくさんの人に日本酒の凄さ、素晴らしさを誰でも味わえる環境整備を積極的に展開していただけたらと思う次第です。けして”十四代”を攻めているわけではありません。お酒が大好物なだけに現在の状況が残念で残念でたまらなかったからです。蔵人さん、誤解しないでくださいね。!
 最後に、十四代各種の価格を有名銘酒の価格に掲載いたしましたので是非、現状を把握してお買い求めくださいね。価格、高リスクを知っても買いたいのなら、どうぞです。でも、ネットなどで買うお酒の品質管理はどうなんでしょう?オークションなどの説明を読みますと”冷蔵保存”、”品質管理万全”などのような紹介がされています。しかし、どのような人?ブローカー?ですよ!信用できます?せっかくの美味しいお酒でも管理が悪いとお酒は変質して...もう、お判りですね。
出羽、出羽...

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美味しい地酒の求め方−Part
2000/10/27
 まず”美味しい地酒の求め方−Part1”で紹介したお店が前提ですよ。呉々もお間違いなく。品質管理がしっかりされていないと台無しですものね!!それでは、

1.季節商品にチャレンジしてみる。
 新酒の”しぼりたて or あらばしり”を賞味する(フレッシュな味わいを楽しむ)。”ひやおろし”を賞味する(落ち着いた味わいを満喫する)。蔵元から発売される季節商品は絶好のチャンスですよ。お見逃しないように。まじこも納得できるお酒が目白押しです。

2.酒店主がプロデゥースしたお酒
 市販のお酒だけ販売にとどまらず、自分で作っ てしまったお酒のことです。作った=だいたいプロデゥース ” 店主好みに契約蔵元杜氏に依頼して作られたお酒 ” が多いと思いますが作ってしまう方もいることでしょう。色々なお酒を知り尽くした店主ならではのお酒が期待できます。この手のお酒に外れは少ないです。

3.店主おすすめのお酒
 なぜかと言うと、どうしても自分の好みだけでお酒を選ぶと偏りがちになりますね。それはそれで良いのですが、お酒の素晴らしさを更に知る上でお酒のプロである店主おすすめ酒を黙って聞くことも大切と考えています。食わず嫌いにならず ” レッツチャレンジ ” ですね。きっとすてきな日本酒ワールドが貴方を待っています。

 一言でまとめるとこのようなことになりますが、何はともあれ世の中には沢山の美味しいお酒が有ることと思いますので色々なお酒にチャレンジしていきたいですね。まじこお薦めの美味しい地酒の求め方Part2でした。

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美味しい地酒の求め方−Part
2000/06/17
 日本酒の購入に皆さんはどうされているでしょうか。”日本酒に乾杯”をご覧になっている皆さんのことですから、品質管理が キッチリされている酒屋さんを選んでいることでしょう。ここで、自分好みの地酒を確実に飲みたいのであれば、以下のことに留意しましょう。

 1)地酒専門店で購入する。

 2)銘柄に左右されない(人の好みは千差万別です)

 3)店構えだけで判断しない(見た目のいい店ほどはずれが多い「まじこの出会った確率」)

 4)お酒の管理をチェックしましょう。
     A)日の当たるところにお酒は置いていませんか?
     B)生酒は冷蔵庫に入れてありますか?
     C)ショーケースの中まで気を使われていますか?


 5)店主はどれだけ酒のことを愛していますか?(この辺は難しい判断「お任せします」)

 6)もし従業員がいるお店の場合、その従業員が薦めるお酒は自分で飲んで薦めていますか!?

 すべてクリアするようなお店は素晴らしいですね。このようなお店で、自分の好みを伝えれば好みのお酒に出会えるはずです。けして、 ”美味しいお酒はどれですか!”などと聞かないでくださいね。酒屋のご主人は困ってしまうに違い有りません。お酒は嗜好品で あり、人それぞれで感じ方が違います。従って、最低でも甘口、辛口、香りがする、こくがある、すっきりしている等わかり易い内容で探していただくのが良いでしょう。

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プレミアム酒を置くことで、その酒屋さんに将来はあるのか?!
2000/05/07
 HPでも取り上げているプレミアム酒ですが、本当にその酒屋さんは幸せになれるのか 疑問に思ってしまいます。なぜかと申しますと、お酒には定価(適正価格)があることは有名銘酒の定価でおわかり頂けたと と思いますが、プレミアム酒を堂々と販売していると、他のお酒も価格を吊り上げて販売されているのではないか?と私は思ってしま い、その店で買うことをあきらめ、さらにはその店に行くことさえしなくなってしまいます。このことはけして私だけでなく、他の人も同じ行動をとることでしょう。 (この不景気の中、わざわざ高いお金を払ってまで買うことはしないでしょうし、店の信用はがた落ちです)このように、買う側(消費者)も日本酒価格を知れ ば知るほど、シビア(買い物上手)になっていくのでは当然の成り行きでしょう。
又、私からその店を見る限り努力が足らないと言わざるをえません。なぜ、消費者の不利 益なプレミアム酒を置かなければならないかよく考えていただきたいです。プレミアム酒など置かないで頑張っている酒屋さんも数多くあり、大変な努力をなさって今日を迎え ていることと思います。しかし、そのことがとても大切なことだと言うことも酒屋さん自身、身をもって感じていることでしょう。ところが、安易に客寄せのつもりでプレミア ム酒を販売している酒屋さんの場合、固定客は出来ないでしょうし、商売として大切な信頼関係などは生まれないでしょうね。
酒というのは世の中に数え切れない数があり 又、味わいに関しても似た酒も数多くあります。”酒屋さんは酒のプロ”なのですから、基本に立ち返り、本質で勝負して安 くて美味しいお酒をもっともっと紹介していただきたいものですね。

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最近プレミアム付き酒の価格が下がってきたような?!
1999/08/01
 最近の事ですが、ここでも紹介している有名銘酒が少しだけ安く販売されてきています。安くといっても適正価格から比べればまだまだ高いですが。気づいた店は2店。1店目は、地元で数店舗展開しているので、大型ディスカウントショップです。大手メーカーの商品は小売価格より安いのですが、地酒(有名銘酒)に関しては今まで高すぎてとても求められる価格設定ではありませんでした。たとえば、越乃寒梅の別選は¥12,000から¥6,000台に下がり、雪中梅の醸造は¥3,800で販売されるまでにきています。私から見れば、まだまだ高い値段ですが、良いことだと思います。ただ、価格低下が一時的なものか否かはもう少し観察しなければならないでしょう。(これだけ暑ければ、日本酒を買う人は減るでしょうからね!!) 2店目は、八海山、久保田等の有名銘酒を扱う一般的な酒店です。有名銘酒をプレミアムを付けて売っていたので、その店で買うことをやめてしまいましたが、風の便りで、”八海山を適正価格で売り出したらしい”と聞 いて確認したところ、噂通りでした。どうやら、蔵元と直接取引ができるようになったようです。この酒屋さんの努力をかってあげたいキモチです。このように、良い話が続けばよいのですが...

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プレミアムが付くような銘柄を飲む必要性はあるのか?
1998/09/07
 私の考えは、”YES”。プレミアム付きの酒は確かに存在し、お金さえ出せばいとも簡単に手に入れることができる。しかし、プレミアムが付くと言うことは何かの要因で発生する訳で、その根拠を自分の舌で感じ取ることが肝心ではないか。銘酒とか、幻の酒とか巷では言われたりしているが、食わず嫌いになってはいけません。それらの酒を飲むことで、新発見があるかもしれない。また、日本酒観にバラエティーが増えることも一つの楽しみではないだろうか。しかし、プレミアムが付く銘柄を飲んだとき、”噂は当てにならない”ということを飲んで実感しました。確かに、お気に入りの日本酒もありました。しかし、”何でこの酒に定価以上のお金を払って買う必要があるのか!”と憤慨(昔は旨くても、生産石UPで味が落ちたか?、はたまた好みの問題なのか?)したこともありました。
 しかし当然の事ながら、なかなか適正価格で購入できないプレミアム酒もありますが、絶対プレミアム付きで購入してはいけません。適正価格が本来の値段であり、その価格で判断しなければ何の意味もありません。もし、プレミアムが付く銘柄を適正価格で購入できない場合、直接蔵元に電話などで問い合わせてみると良いでしょう。きっと親切丁寧にアドバイスや対応してくださることでしょう。まあ、とにかく努力次第で道は開けるものです。
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「 一つの銘柄で、その蔵を語れるか?
1998/09/07
 よく耳にすることで、”XXX”は旨いと聞くことがある。最初は"そうなのか!"と思っていたが、酒のことがわかってくると変な話になる。例えを新潟酒でお馴染みな”久保田”と仮に話を進めるとする。”久保田”はうまいとなる。これだけでも間違いではないが、誤りである。久保田といっても位を表す”萬寿”、”千寿”、”百寿”。色を表す”紅寿”、”碧寿”、”翆寿”等の6銘柄があり、正確には”久保田”のXX寿は旨いである。往々にしてこのような会話は交わされていると思うが、幻の銘酒といわれている新潟酒によく聞く話である。この例でも、久保田と一口に言っても6銘柄があり、1銘柄飲んだだけで断定することは難しいはずである。シリーズものの味付けには特徴があり、どれも同じでない。(もし、同じ味なら、分ける必要もないが...)
 このようなことで銘柄にシリーズがある場合は、全てを飲んでみて、初めて酒談話を語れよう。全てを購入し、飲酒することは困難かもしれないが、出来るだけ努力して入手し、自分なりに味い、研究していきたいと思う。このような考えなので、飲酒履歴を見ていただくとわかるが、シリーズものがある場合は出来るだけ購入しているケースが目立っているわけです。また、シリーズでない場合でも、気になる藏元は一通り飲みたいし、繰り返し飲んで確かめないと気が済まない方なので、なかなか藏元別の飲酒履歴が進みません。
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「 地酒に定価はあるのか? 」
1998/09/07
 「 幻の酒 」などと聞くと、何かとても凄いような気がしてしまうのは私だけでしょうか。よく「幻の酒」と聞いて連想するのが、越乃寒梅、雪中梅等の代表的な新潟酒を思い浮かんでしまう。いつからそう思うようになったのか自分でもよく分からない。そういえば、店(量販店)に陳列されている値段も立派な金額である。値段が高いから→旨い→銘酒→幻の酒などと錯覚してしまったような気もする。
 本当に蔵元からこれに近い金額で出荷されているのか?と疑問に思い、新潟県の蔵元に電話したこともあった。また、書籍などで調べていたら、かなりの価格差があることも分かった。 「定価は存在し、一般的に知られていないだけだ。」ハッキリ言って、一般の地酒と同等な金額ではないか!確かに有名銘酒ともなると、定価での入手は困難を極めることがしばしばあります。しかし、金さえ出せばいとも簡単に購入できるのも現状です。金さえと言いましたが、大幅な割り増しで売られていケースが多すぎます。しかし、地酒の価格にそんなに詳しい人はいないから、表示されている金額が定価だと思い込む人が大半ではないだろうか?!しかし、我々のような消費者や蔵元にとっては何のメリットもありません。高いお金を払って損をするだけです。くれぐれもご注意ください。
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「 ブランド酒はなぜ高い?! 」
1998/09/07
 酒屋さんに行ったら、断られたり、売ってもらえなかった。こんなこと有りませんでしたか? 私はよく経験しました。だだし、量販店では売られていますが....。 やはり、人気のある地酒、銘酒は酒販店(飲み屋でも)にそんなにたくさん入荷してくるわけではないようです。だいたい決まった数量しか入ってこないようなので、飛び込みで、人気が出たから売ってくれといっても数量が無いわけですから仕方ないでしょう。このようなことから、高くてもいいから欲しいという需要が発生し、現在のようなブランド酒が生まれ、高くなってきたのでしょう。
 確かに「 幻の酒 」と呼ばれる銘酒や人気銘柄は、定価例えば2,000円の酒が、3,000円にも4,000円の酒にも感じられるほどおいしい酒が有るかもしれません。しかし、それを10,000円以上出して買っても、10,000円の味は絶対しないはずです。定価が2,000円ですから当然です。むしろ、たいしたことはない、噂ほどじゃない、ということになってしまいます。こうなってしまうと、とても残念なことではないでしょうか。なるべく定価で買える日が来るように願って、プレミアムつきの酒は敬遠しようではありませんか。そうすればプレミアム酒も次第に無くなることでしょう。でも、このままでは、日本酒の未来は暗いです。
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「 酒屋 VS 量販店 」
1998/09/07
 いままで日本酒を買う場合、量販店に行くことがほとんどでした。しかし、あの日本酒に出会ってから地酒を求めて、様々な店に行き、地酒に対する知識が得られるうちに、あることに気づくのです。

量販店は安く買える、物が豊富と言うイメージだったが、日本酒(地酒)に関しては、全く違っていた。大量生産される大手ビールや大手日本酒メーカー(白雪、月桂冠、黄桜等)は確かに定価より安く売られているが、「 幻の酒 」と呼ばれる銘酒や人気銘柄は、異常とも言えるくらいの割り増し料金で販売していることである。たしかに、お金を出してもいいから、直ぐ欲しい人には良いのかもしれないが...。
 しかし、酒屋さんはひと味違っていた。ほとんどの店で、定価で売られているではないか。だだし、店によって得意不得意先があり、すべての銘酒を揃えている店はほとんど無かった。逆に言えば、蔵元との強いつながり、信頼関係のもとでの販売を心がけているのでしょうから、すべての蔵元と付き合うのは不可能ではないか。従って、店自慢の銘酒を定価で購入できればそれで良いではないでしょうか。因みに、自分が飲んだ酒は全て定価で購入してきました。このことが私にとっての誇りでもあります。

酒屋のご主人と話をしたとき、酒に対する情熱や、お客さんには品質の良い状態で飲んで欲しいなどの考えのもとで、たとえば、低温、氷温管理、ケース内でも照明の明かりで酒の品質を落とさぬように消灯してたりし、常に行き届いた万全の管理をされている。ある意味で、ここまで品質管理するものなのかと感銘を受けたりもした。しかし、量販店の品質管理は酷いとしかいいようがない。生酒など平気で日の当たる店先に陳列してある。生以外の酒でも、ほとんどが常温で陳列棚に”どうだ見てくれ”とばかりに並んでいる。店に入れば、一目瞭然だが、買う気はしないどころか、味が変わっていそうで可哀想だ。
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