起動ディスクの作り方
(SCSI版)
1 はじめに
2 起動ディスク作成の準備
3 起動ディスク作成
1 開始
2 起動フロッピーの整理−1
3 起動フロッピーの整理−2
4 config.sysの修正
5 動作確認
4 終了

1:はじめに
 
 起動ディスクはどのようなパソコンでも、トラブルやSETUP時に必ずお世話になります。特に自作機では何も用意されていませんので、必ず作っておかなければなりません。しかし、メーカー製マシンでは、何もしなければ付属の起動ディスクがありますので、必要ないのかもしれませんが、非純正CD-ROMドライブを交換してのトラブル発生時、SETUP出来ません。それは、CD-ROMドライブを認識できないからです。今時のOSは、CD−ROMしかありませんから大変です。
 なお、ATAPIでもSCSIでも基本的な作り方は同じです。ドライバーが違うだけです。
 
2:起動ディスク作成の準備

  起動ディスクの作成方法には、二通りあります。それは、MS-DOSで作る場合とWINDOWS95で作る場合
があります。どちらでもいいと思いますが、WINDOWS95の作成が簡単にできるのでこちらをご紹介します。
 WINDOWS95では、コントロール パネルからWINDOWS95起動用FDを作成することができます。ただし、これにはCD-ROMドライバが入っていないため、WINDOWS95の再SETUPなどができません。また、CD-ROMドライバや日本語表示関係を組み込むと基本メモリが不足してしまうので注意が必要です。それでは、作成手順の紹介です。

3:起動ディスク作成

 3−1:開始


 空きフロッピーを用意し、マイ コンピュータ→コントロール パネル→アプリケーションの追加と削除→起動ディスクを実行します。FDにファイルが転送されます。


 3−2:起動フロッピーの整理−1


 FDから次のファイルを削除します。 この理由は、FD容量1.44MBに1.33MBファイルが転送されてしまうため、他のファイルを入れることができません。そこで、不要なファイルを削除します。不要(削除してもそれほど問題が無いファイルのこと)なファイルは以下の通りです。

Debug.exe
Attrib.exe
Uninstall.exe


 3−3:起動フロッピーの整理−2


 C:\WINDOWSフォルダから次のファイルをFDにコピーします。

Himem.sys  ←(WINDOWS95_OSR2.1では、すでに転送されています)

 C:\WINDOWS\COMMANDフォルダから次のファイルをFDにコピーします

Mscdex.exe

 CD-ROMドライバをFDにコピーします。SCSIのCD-ROMを認識させる場合は、SCSIカードのDOSドライバが必要です。SCSIカード付属のFDに入っていると思います。しかし、Adapetc社のAHA-2940には、DOSドライバが付属していませんでしたが、ダウンロードで入手できます。ダウンロード先はこちらからできます。

-----------------------------------------------

   SCSIカードが、「Adaptec AHA-2940U 」の場合

   aspi8dos.sys
   aspicd.sys

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   SCSIカードが、「Tekram DC-390U 」の場合

   aspiuwf.sys
   trmcd.sys

-----------------------------------------------


 3−4:config.sysの修正


 起動用 FD のconfig.sysを以下のように訂正してください。autoexec.bat



訂正前(オリジナル)
 DEVICE=BILING.SYS
 DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
 DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
 DEVICE=JKEYB.SYS
 DEVICE=HIHMEM.SYS ← (WINDOWS95_OSR2.1ではすでに記述されています)


訂正後
 DEVICE=HIMEM.SYS
 DOS=HIGH,UMB
 DEVICEHIGH=BILING.SYS
 DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
 DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC
 DEVICEHIGH=JKEYB.SYS
---------------------------------------
   使用サンプル例1: Adaptec AHA-2940U
 DEVICE=aspi8dos.sys
 DEVICE=aspicd.sys /D:CDROM01
---------------------------------------
   使用サンプル例2: Tekram DC-390U
 DEVICE=aspiuwf.sys
 DEVICE=trmcd.sys /D:CDROM01
---------------------------------------

 INSTALLHIGH=MSCDEX.EXE /D:CDROM01



 SCSIカードにより、ドライバ名が違います。Adaptec AHA-2940Uなら使用サンプル例1、Tekram DC-390Uなら使用サンプル例2を記入すればOKです。/D:以下はCD-ROMの論理名なので、なんでもかまいませんが、わかりやすいため "CDROM01" としています。これとMSCDEXの/D:との名前は、合わせる必要があります。

 3−5:動作確認


 フロッピーディスクが動作するかの確認を行います。作成した起動フロッピーをFDDに入れ、電源をONにします。画面に、A>(コマンドプロンプト)の表示が出た時点で、DOSの命令を入力する事が出来ます。この状態になったら、D>に移動して、CD-ROMを読み込ませてみましょう。読み込めれば完成です。

注意
 D>とは、HDDが一台の時です。2台以上の場合は、F>などになります。
4:終了

 これで終わりです。



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