BIOSのUPDATE方法
1 はじめに
2 書き換えの準備
1 準備するもの
2 起動フロッピーの作成
3 起動フロッピーの編集
4 内容の確認
5 動作確認
3 書き換え開始
4 終了

1:はじめに
 
 この方法は頻繁に書き換えを行っているEP-51MVP3E-M(Epox)マザーの書き換え例をご紹介します。BIOSはAWARD社製のものですが、他社でも若干の違いで応用できると思います。ここに書いた内容は、Epox社の推奨内容に沿って、編集しています。また、 ここに書いてあることによって何かあったとしても知りません。責任はとりません。必ず自己責任で行って下さい。(お決まり文句)
 
2:書き換えの準備

 2−1:準備するもの


1)フロッピーディスク
2)BIOSデータ
3)BIOS書き換えユーティリティ


 2−2:起動フロッピーの作成


 MS−DOSで起動ディスクを作成するのも良いのですが、今回はWin95の起動ディスクを作成します。何も入っていないフォーマット済みの1.44Mフロッピーディスクを1枚用意します。マイコンピューターを開いて、3.5インチFDを右クリックします。フォーマットを選択して起動専用の項目にチェックを入れ、システムディスクを作成します。作成されたディスクの内容は、以下の通りです。
1)command.com
2)drvspace.bin,
3)io.sys
4)msdos.sys


 2−3:起動フロッピーの編集


 作成した起動フロッピーディスクに、下記ファイルを追加します。

5)himem.sys(このファイルは、c:\windowsからコピーする)
6)config.sys(新規作成し、下記内容を書き込む)
 内容:
 device=himem.sys
 dos=high, umb
7)BIOSデータ(***.bin)をコピーする
8)書換ユーティリティ(awdflash.exe)をコピーする


 2−4:内容の確認


1)BIOSデータ、書き換えユーティリティ名は、メモ書きしておいてください。その後の操作で使います。また、書き換えフロッピーディスクのファイル再確認を忘れずにします。使用する基板の製造ロットにリビジョンを確認しておきます。Epoxの場合有りませんが、他社ではリビジョにより、違うBIOSデータを使用するなどの指定があります。
 自分のリビジョンが解らない時は、自分の基板の表面を探してみて下さい。表側にシルク印刷で、必ず印刷されていると思います。とにかく注意書きを良く理解する事が成功の秘訣です。

2)書換ユーティリティは自分のボードに合った物を選びましょう。

3)書換禁止ジャンパーが有れば、書き換え可能側に変更します。最近のM/Bはジャンパーレスが多いようです。


 2−5:動作確認


 フロッピーディスクが動作するかの確認を行います。作成した起動フロッピーをFDDに入れ、電源をONにします。画面に、A>(コマンドプロンプト)の表示が出た時点で、DOSの命令を入力する事が出来ます。この状態になっていれば、OKでしょう。

3:書き換えスタート

 作成した起動フロッピーをFDDに入れ、電源をONにします。画面に、A>の表示が出た時点で、書き換えユーティリティを使って、書き換えを実行することが出来ます。仮に、

書き換えユーティリティ名 : awdflash.exe
BIOSデータ名 : VP308825.BIN

 として、説明していきます。プロンプトが出たら、下記内容を書き込みます。先ほどメモした内容です。書き込みユーティリティは拡張子(.exe)を略してもかまいませんが、BIOSデータはフルネームで記入してください。内容に間違いがないようでしたら、ここでENTERを押して書き換え実行です。

A>awdflash VP308825.BIN ↓

 ユーティリティが起動しましたか? 起動しない場合は、awdflashの記入ミスをしたのかもしれません。また、ユーティリティが起動したのにBIOSデータが見つからないとのコメントが出た場合は、BIOSデータ名を、ミスしたかもしれません。取りあえず、もう一度電源を落としてやり直しです。

 ユーティリティは初めに、バックアップファイルのファイル名を入力するように要求してきます。はじめにバックアップするかどうかを確認してくるので、””を入力してください。バックアップするファイルは、現在使用しているBIOSデータなので、”old.bin”とでも名前を付けておきましょう。(必ず拡張子(.bin)は付けてください)

 FDDが動作し、バックアップが行われた後に書換を実行するか問い合わせがありますので、ここでも””を入力します。画面では書換インジケーターが動いて行きます。このインジケーターが最後まで行けばコメントの欄にリセットを行って欲しいとのメッセージが表示されます。これ以外に、書換中でインジケーターが途中で止まってしまった場合は、残念ながらBIOSチップの不具合等が考えられ、パソコンは2度と起動しなくなるようです。また、インジケーターがまったく動かずにBIOSを書き込む事が出来ませんでしたとのコメントが出た場合は、マザーボードの書換禁止のジャンパーが禁止側になっています。この場合は、このまま電源を切ってから、ジャンパー設定やりし直し、再度実行してください。

4:終了

 これで終わりです。無事に立ち上がることを祈りながら、フロッピーを取り出し、緊張の再スタートです。



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