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| 2003.02.13 Thursday 20:28:55 02/13報告 本日は稚内の波防ドームを離れた 朝起きると、一昨日から一緒に泊り込んで居た大阪から来たライダー達の撤収する音が聞こえてきた 彼らは道内四泊の予定で宗谷岬アタックを敢行しにきたのだが やはり、少し甘く見ていたようだ 正月宗谷の連中のレポートを見て、比較的気楽に考えていた様子 また、先日までの異常な高温時に上陸した為、ほぼアスファルト上の走行だった為、すんなりと攻略できてしまったのも起因しているようだった しかし甘くはなかった・・ 私と出会った当初はリード役のバーディ君が自慢げに「北海道はもう五回来てるから今度は冬にきました」 と言っていたのだが 一昨日の夜、雪での転倒を期にすっかり意気消沈 かわって初上陸の4輪バギー君が逞しさを発揮してきたのは、少しほほえましかった! その後昨日いったん出発していったのだが 結局視界不良で断念、1kも走れず帰ってきた・・(^_^;) まぁ、良い経験になったであろう! という事で、本日レンタカーで帰って行きました。 その彼らを見送った後私も出発 まだ、雪の舞い散る中 ノシャップ岬経由で南下を開始! さすがにこの天候ではシロハヤブサなど飛んでいるはずも無く、吹き付ける烈風に翻弄されながら、よたよたと進んで行く サロベツに入ると風は真横から吹き付け、まともに走る事ができない・・ しかし、路面は風のおかげで、ほぼドライ 良いのか悪いのか(-_-;)途中抜海港に寄ると、テトラポットの脇でアザラシが昼寝の最中 この寒空に昼寝とは、本当にうらやましい体だ! その後はひたすら南下 中川町を過ぎた辺りから雪は本降りとなる やっとの思いで音威子府の道の駅にたどり着く そして、せめて天塩川温泉まではたどり着きたかったが・・ 道の駅を出て程ない所でホワイトアウト 道の駅に引き返し、幕営となる ほんっとに進まねぇ!! ちなみに積雪量は幕営直後から既に10cm 明日はテントから抜け出せるのだろうか・・(-_-;) |
| 日誌補足 本文にある通り、お隣さんの撤収の音で目が覚めた。 昨日の失敗を気にしてか、本日はレンタカーでの帰還を決心したようだ。 準備が全て整うとハイエースのロングを借りてきて何とか2台を押し込んだ。 その間に私も撤収。 本日からは今までと違い帰路の行程。 なんとなく寂しさが募ってくる。 出発! 二人は今までと違い自動車の人 厚着を全て脱ぎ捨て、軽快になった体を車に滑り込ませ、不安の全て取り払われた顔を覗かせていた。 「気をつけて!」 短く挨拶を交わし、ハイエースはドームを後にしていった。(彼らのHPはこちらです) 次回は、ゆったりとした時間の中で冬の景色を堪能できる事を祈るばかりだ。 さて、私も出発するとしますか。 昨日と同じように道道254をノシャップ岬方面に進路を取る。 そして、昨日一日中除雪を行ってくれたせいか、なかなか走りやすい。 それなりの速度を保ちながら岬を一周し、道道106に合流。 その後、横風は強いが轍の部分だけアスファルトが露出し、比較的緊張感少なく走る事が出来た。 途中抜海港に立ち寄る。 先日銭湯で見た敢行案内の小冊子に、ゴマフアザラシの越冬地と紹介されていたからである。 オホーツクの流氷上には見る事が出来なかったが、今度は期待できるぞ! ・・・・・アザラシ発見!! 最初は、なにかドラム缶でも浮いているのかなぁ? と思ったのだが、よくよく見るとかすかに動いてる。 そしてこちらを覗きこんでいる。 体長は意外と大きく、あまり可愛いと思えはしなかったが、初めて見る野生のアザラシ。 それなりに感動を覚えた。 利尻の展望台を過ぎると左手には大きな風景が開け始める。 荒れ狂う冬の日本海。 そしてその向こうに雲の間から見え隠れする、厚い雪化粧を施した利尻富士。 サロベツの原野は人を寄せ付けるのを嫌うが、その厳しさの中から垣間見える世界は 本来の自然の力を見せつけ、大きく目に写る。 また来ようと思う瞬間でもあった。 天塩の町に到着。 一応次回のためにキャンプ場の様子を見に行くが・・・足の踏み入れる隙など微塵も無かった。 まぁ、最悪の場合は原野パーキングにお世話になるとしますか。 街中の小さな喫茶店にて食事を済ませると、今度は内陸に向かって進路をとる。 道道551・855そして国道40号線と手塩の丘陵・牧草地を走りつなぐ。 途中除雪車におびえながらも距離を稼いでいく。 中川町に差し掛かる辺りから小雪が舞い始める そして音威子府の道の駅に着いたときにはもうすでに本降り バイクを道の駅のトイレ脇につけ小休止。 そして、その後美深に向け走り出すのだが・・駄目だホワイトアウトした。 仕方なく道の駅まで引き返し、緊急にキャンプのの体制を整えた。 テントを張り終えた時点ではさらに雪の勢いは増し、すでにテントには雪が積もり始めていた・・・ |
2003.02.14 Friday 19:02:08 02/14報告![]() 本日は・・ほとんど動いてません(-_-;) 昨日からの雪の勢いがおさまらず、テントから這い出たのは、10時を回ってからであった。 一応撤収を始めるが天候は好天に向かう兆しは全く無い・・ さて、どうしたものか。 道の駅で食事を済ますとすでに午後 一応出発・・ 道の駅美深到着! まだ吹雪いている・・ この時点で既にやる気なし のんびりトイレ休憩。 そして宿泊決定! 情けなや(-_-;) キャンプ場は2メートル近い雪の下なので、近所のバス停に移動 今回初のバス停である・・あぁ情けなや(ToT) 以降、美深の町で買い出しを済ませ、温泉にてこの日誌を書いてます 疲れが溜ると情けない行動しか出来なくなるなぁ・・ 明日は、天候が回復傾向との事なので、走るぞ〜!! |
| 日誌補足 朝は遅かった。 というのもテントの中が異様に暗かったからだ。 「こりゃまずいぞ」と思いテントの壁をゆすると、“バサバサ”っという音と共に明るさが差し込んできた。 慌ててテントの外に這い出すと、雪は30センチ近く積もっていた。 そして雪の勢いは、若干治まったもののまだ降り止む様子はない。 とりあえづ換気の為に周りの雪を掘り起こし、またテント内にもどりコーヒーを沸かし暖をとる。 憂鬱な気分のまま時間はゆっくりと過ぎていった。 10時を過ぎると大分空の色が明るくなっては来たもののまだ雪の勢いは治まらない。 仕方なく道の駅内の食堂に向かう・・? あれ、喫茶店じゃなかったっけ、ここ。 なんか、向かいのお蕎麦屋さんが店舗をここに移したようだ。 そば定食をすすり鋭気を養う。 出発! まだ雪は降り続くが止むを得まい。 ホワイトアウトぎりぎりのなか国道をひた走る。 天塩川温泉を抜け、恩根内を過ぎた辺りから空は明るくなり始めた。 「助かった」 ほんの少しの間だったが、命がけに近い行軍は幕を閉じた。 後は美深温泉前に陣取って好天を待つつもりだ! 美深温泉はさすがに雪が多かった。 キャンプサイトは2メートル近い雪の中に埋まり入る事が出来ない 辺りにも除雪に邪魔にならないような場所は無くやむなく断念。 仕方ない、バス停でも探すか。 温泉から1キロほど町に行ったところにバス停発見 近所の酒屋に本日泊まる旨を話した後、しばらく使われていないようなバス停小屋の雪掻きを始める。 小一時間ほど周りの雪をどけ、なんとか扉が開くようにしたら、日暮れ間近になってしまった。 その後は本日の買出し(人間用及び燃料用のアルコールおつまみと)を済ませ 帰りしなに温泉へGO! ついでに食堂にて夕食を済ませる。 あとは、雪のそぼ降る国道を、のんびりバス停まで戻るだけ。 久しぶりのバス停は・・・あまりいい気分しませんでした。 |
2003.02.15 Saturday 22:15:11 02/15報告![]() 本日は今回の行程中最も情けない日であった(-_-;) 朝バス停で目覚めると、晴れ間が顔を覗かせ始めていた 今日は久しぶりに走るぞ!と気合いを入れてみるが なかなか体が思い通りに動かない・・ 結局バス停を出発したのが九時を過ぎた辺りであった 土曜日で客が居ないため少しのんびりし過ぎてしまったようだ・・ 気を取り直して向かう先は朱毬内湖 日本一寒い場所である 真っ白に雪化粧した山沿いの道は意外に走りやすく、ぐんぐんと標高を上げて行く 途中、日本一の低温を記録した母子里のクリスタルパークに寄り、到達証明書を発行してもらうが 気温が−6.9℃じゃなんだか説得力なかった・・ 続いて朱毬内湖を目指す いつもの撮影ポイントでもある駐車場をさがすが・・無い? どうやら、雪に完全に埋もれてしまい見つけられなかったようだ(-_-;) しかし、聞きしにまさる豪雪だ! 軽く2メートルは積もっている 東北も凄いが、軽いパウダー状の雪が、風に削られながらの2メートル 風がなかったら、どんな事になるんだろうか想像しがたい・・ その後は幌加内を抜け、悩んだ揚げ句旭川へ! (これが失敗の始まりだった・・) 道道72号線を走り始め、峠に差し掛かり始めると・・雪! ホワイトアウトぎりぎりの降雪 道は気温が高い為ぐずぐず 最悪である 時速20キロの鈍足ペース 旭川に着いたのは四時を周った頃であった しかし日がまだあったのか災いしさらに南下 結局美瑛迄来てしまった・・が、この辺りってビバークポイント無いんだよね で、今美瑛駅です(-_-;) |
| 日誌補足 本文のように朝起きる。 昨日までとは違い、心地よい日の光に迎えられての目覚めである。 自然と気合が体中にみなぎる。 荷物のパッキングを済ませ、早々に出発する。 美深の町からは国道275にスイッチ、雪深い3桁国道を、日本一の低温地帯へ向け標高を上げていく。 現在の気温約氷点下5度、天候は快晴に近い。 その他についてはは本文と重複の為割愛するが、この時点で、気力・体力そして気分までもが最高潮に達していた。 柔らかな雪に覆われた朱鞠内湖では、ワカサギ釣りシーズン最高潮を迎えており 色とりどりのテントが真っ白な湖面を飾っていた。 その後一路幌加内に向かって空知国道を走り抜ける。 途中廃線になった深名線の代わりに走るJRバスのバス停で休憩するが すさまじく豪華な設備であった。 まぁ消防署併設のバス停なのだが、自動ドアをくぐると暖房の効いたテーブルつきの待合所があり その奥には暖房便座付き水洗トイレまで完備していた。 正直泊まりたいと思いました^_^; そして幌加内の町からは江丹別峠を抜ける道道72号線へとスイッチするのだが・・・ 本文にあるような状況。 旭川は遠かった・・・ そして例の流浪の旅が始まるのだが、これは辛かった。 引き返せる事なら幌加内まで戻りたい気分であった。 キャンプ場であるはずの場所はすべてクロスカントリースキーコース もしくは深い雪に覆われ、進入を拒んでいる。 結局最終的には美栄駅まで流されてしまった。 一応駅舎泊を当たりをつけ近所の食堂を探すが さすがに美栄、なんとも小洒落たレストランしか見当たらない 結局1500円もするハンバーグ定食を食べるしか道は無いようでした。 その後は銭湯で、本日の疲れを癒すのだが、どうも無理をしすぎてしまった模様 完全な回復は望めませんでした。 その後、一応テント場及びバス停を探しては見るもののなかなかいい場所は見つからない。 一応上富良野のパーキングにあるトイレの事も思い出しはしたものの 美馬牛峠に差し掛かる辺りで激しい雪に見舞われあえなく退散 結局、美栄駅に舞い戻る事となりました。 しかしこの駅、終電が出ると閉鎖されてしまうんだよね・・・・・ 結局隣にある駐輪場でビバーク 氷点下20度近い中でビバークしたのは初めての経験でした。 そういえば、駅で酒盛り中に意外なお客さん登場。 なんでも、昨年北海道を旅をして美栄を気に入ってしまい、現在当地にて仕事を見つけ移住した若者であった。 彼は、現地で作った友人と共に、私のバイクを見つけ声を掛けてくれたのだが やはりこの寒さには参ってる様子 解ってはいたが、これほどまで寒いとは想像せずに移住を決定してしまった模様 理想と現実はそれなりに離れているという事を身にしみて語ってくれました。 だが、いい顔をしていたので、これからもがんばってくれればと思う次第です。 |