In The Winter

戻る場合はブラウザのボタンをご利用ください

光に彩られた白銀の湖面
厳しさの中に垣間見える自然の美しさは尽きる事を知らない

2003.01.31 Friday 21:33:19 01/31報告


本日は、女満別野営場を後にした
オホーツク岸の見物を一通り終了したので、これからは調査の対象を内陸部から、北太平洋岸に移すためである!

朝、例によって除雪作業の音で叩き起こされたが
今日は何だか音が小さい・・
もしや!、と思いテントのファスナーを開けると・・やはり雪(-_-;)
またもや雪の出発かなぁ、と思いふて寝を決め込もうとしたら
みるみると小降りに!
10時半には出発と相成りました!
あとは、いつものルート
女満別→美幌→美幌峠→で、現在地の和琴半島という普通のルートになったのだが
何と言っても美幌峠の茶屋が道の駅に!
少し驚きであった
その後入湯となる訳だがやはり寒さで髪バリ2
今夜寝れるかなぁ(-_-;)
日誌補足
本文にあるように、比較的静かな朝の目覚めであった。
いつもならけたたましいトラックの走行音と除雪作業の音の重奏が響き渡るのだが
やはり、雪の朝と言うのはのんびり出来る。
しかし、そうも言ってはいられない。本日は弟子屈の和琴半島に移動しようと目論んでいたからだ。
だが、幸いな事に9時を回ったあたりから天候は回復方向に向かい、空には太陽が顔を覗かせ始めた。
テントの雪を払い、撤収を始める

女満別の町を抜け美幌町に出る。
JA直営レストランで昼食を摂ると一路美幌峠を目指す。
路面はウェット。ところどころに溶けかけの圧雪が横たわり、バイクは加減速を繰り返しながらの慎重な走行となる。

美幌峠
昨年の春先に訪れたとき、峠の茶屋は工事中
何が出来るんだろうと思っていたのだが、なんと道の駅に変貌
冬季間も営業しており、これから観光の拠点になっていくのであろう。
昨年までの、寒々しい峠が少し懐かしい気もする。

屈斜路湖
美幌峠から弟子屈側は、道路が完全に除雪されていた。
やはり、観光地である為か除雪に相当の費用を投入している模様。
そして、峠を下りきるといったん屈斜路湖プリンスホテルに立ち寄った。
小汚い旅人には場違いと思われるかもしれないが、それには訳がある。
このホテルの地下に実は外来者でも利用できるコンビニが併設されている
まぁ、コンビニといってもその商品はお土産物が殆どなのだが、雑誌や菓子類
簡単な日用品もそろえている為、それなりに利用価値がある。
また、今回の幕営地の和琴半島より一番近いコンビニでもあるので、覚えていると何かと便利であろう。
(ちなみに営業時間は夜10時までである)
とりあえず、レギュラーコーヒーを補充し幕営地への道を急ぐ。

和琴半島
北海道を旅するライダーは、一度は訪れた事のあるであろう有名な半島である。
ココ和琴は冬季間遊歩道のゲートが解除され車両に乗ったまま温泉前に乗り付けることが出来る
まぁ、地元の愛好家への配慮でそうしている事だろう。
そして、ありがたいことにトイレも生きている。
しかも水洗でヒーター付きで手洗い用の水も利用できる。
多分、冬季間の北海道でキャンプするとしたら、ココ以外の適地は無いといえるほど快適なキャンプが送れる
ただし、道内でも1・2を争う厳寒地である事を除けば・・だが。

幕営
湖畔に程近い浜辺にテントを張る
と言っても浜は雪の遥か下、1メートル近く雪を掘り起こし、今回は完璧なペグダウンを行った。
突風が吹くことは殆ど考えられないが、ココに数日滞在しようと考えてのこと
快適性を考え、設営には万全を期した。
バッグの奥深くにしまいこんだフォールディングテーブルや、テント内で使用する座椅子なども引っ張り出し
久しぶりの滞在モード。
明日以降が楽しみだ!
2003.02.01 Saturday 19:39:17 02/01報告


本日の朝は、ゴォ〜というテントを揺らす風の音で目を覚ました
吹き付ける風は、深く掘った雪から覗くテントの頂きを揺らすに止まるに過ぎないのだが
やはり気持ちの良いものではない・・
テントのファスナーを開けて外を確認するが、やはり猛吹雪であった・・
意を決して外に出る準備を始めたのは、午後を回ろうかといった時間になっていた・・
吹雪の国道を弟子屈に向かいひた走る
昼食を摂り買い物を済ますと時間は3時を回っていた
また、吹雪の国道を引き返し、火器類に給油を済ますと
既に日暮れとなっていた・・

あぁ(-_-;)
何もせんかった
風呂でも入って寝るか・・
日誌補足
本日の朝は少々騒がしかった。
湖面から吹き付ける風は、時折テントに激しく打ち付け轟音となった
まぁ、ソロテントの中で最高の強度を誇る我が家にはまだまだ余裕の様だったが、こう煩いと寝てる気も失せる。
用を足しに外へ出ると、風は結構な勢い、ペグダウンを完璧に行ったのは正解であった。
しかしこう風が強いと何も出来ない。近所の店まで買い物にも出かけられず、しばらくはコーヒーを沸かし
読書しながら時間をつぶす事にする。
昼前になると若干風も治まってきた。
時間をつぶすネタも切れてしまったため、仕方なく弟子屈まで買い物に出かける決意をする。
雪でグズグズになった遊歩道を何とか抜け出し、国道243を横風にあおられながらヨタヨタと進んでいく。
弟子屈の町に到着すると、摩周一番館(焼肉食べ放題!)で鋭気を養う・・・が食べ過ぎたかな。
その後、ホームセンターでカンジキを購入しようと探し回るがなんと売り切れ
翌日には一応入荷予定との事で、明日また来る事になってしまった。
その後は、雑誌と食料を買い込み、また吹雪の和琴に戻る。

日も暮れ用を足そうと外にでると不意に声をかけられる。
どうやら、ここで車中泊者のようである。
雪の勢いはまだ治まらないので、話を早々に引き上げお互いの寝床に戻る。
以上、この日は何も無い一日であった。
2003.02.03 Monday 02:01:46 02/02報告


本日は何と言ってもダイヤモンドダストに尽きるだろう!
カンジキを手に入れたりプリンスホテルの馬鹿高くてつまらない風呂に入ったりしたのだが
やはりそれにもまして
ダイヤモンドダストである!
生が見れて幸せ(^o^)y-゜゜
日誌補足
朝起きると、昨晩の嵐は去り穏やかな太陽が顔を覗かせていた
昨晩声をかけてきた彼も、車から降りてきて、穏やかな日差しの中一緒に朝風呂としゃれ込んだ。
彼は、今回彼女の里帰りに付き合って北海道入をしていたのだが、それ以外に本業があるという。
それは、アイヌに語り継がれた民謡(ユーカラ)に登場する物語を絵本にするための資料集めだと言う。
なんだか夢のある話だと思った。
そして、意気投合し雑談は延々と続いていくのだが、知っての通りこの温泉はかなり熱い。
湯から上がるきっかけを完全に逸しだいぶのぼせてしまった。

その後はお互い別行動。
私は、昨日予約しておいたプラかんじき“雪っこちゃん”を購入しに弟子屈まで下る。
ホームセンター到着し、在庫を訪ねると・・・・あった
まだ陳列前で、外に停めてあるトラックの中からブツを引っ張り出してきた。
購入後は、喜び勇んで和琴まで飛んで帰る!
早速装着し湖上を散策・・・・とぽん
うっかり薄氷を踏み抜いてしまった。
危ない危ない、用心してそろそろ歩いていたのが幸いして、片足の足先だけの入水で事無きを得る。
これからは、さらに用心しよう。
急いで湖面より上がる。
その後、和琴半島を縦走・・・しかし雪が深すぎて100メートルほどで断念(ーー;)
この辺りじゃ雪がふかふかすぎて使えないようだ。
仕方なくあきらめる。

その後は、屈斜路湖プリンスホテルまで足を伸ばし、3階にある温泉に入浴する・・・が(-_-メ)
さすがにお金持ちの考える事はわからん
風呂場が建物と建物の間に位置しており、外は全く見えない・・露天風呂が有るにも関わらず。
まぁ、部屋が湖面に向いてるから泊まらないと絶景は望めないんだろうな・・・
全く、入り損であった。
その後、川湯でダイヤモンドダストパーティー(人工的にダイヤモンドダストを降らせるイベント)
があることをはたと思い出し、メイトを川湯方面に走らせる。
屈斜路湖沿いの道は、除雪されているもところどころ分厚い氷が張り付き意外と速度を出す事は出来ない
慎重に走り、午後6時過ぎにやっと川湯到着。
パーティーは午後8時から
居酒屋で、一杯引っ掛けたあと川湯共同浴場へ。
酸っぱいが良いお湯でした。
開場時間も近づき、パーティー会場をプラプラと歩いていると・・・?
ライトアップ用のライト上方になにやらチラチラと舞うものが??
ダイヤモンドダストだ。
気温は氷点下15℃。温泉から上がる蒸気がすでに凍り始めている模様。
イベントスタッフは、自分たちが降らせる前から舞い始めた氷の粒に少し困惑気味。
その後、ドライアイスをつけたアドバルーンが登場しパーティーが始まると、氷の粒はさらに増え
まるで雪のように盛大なダストが舞い踊った。
極大に達したダストは会場全体に降り注ぎ、スタッフも興奮気味
参加者全員で万歳三唱し、興奮の中パーティーは幕を閉じていった。

帰路
時間は午後9時過ぎ
星の降り注ぐ湖岸の道路を、ゆっくりと走る。
鼻水とまぶたを凍らせながら・・・。

和琴着。
パーティーに誘おうと思っていたが、出かけて居なかったユーカラの青年が出迎えてくれた。
そして、今日一日の出来事を温泉に浸かりながら話し、本日の幕は下りていった。
ちなみに、寝る前の気温で氷点下22度、明日は何度まで下がるかな。
2003.02.03 Monday 20:50:20 02/03報告


本日の朝は非常に早かった
私が気持ちよく寝ていると、何やら無数の足音が・・
どうやら撮影ツアーの団体さんのようである
暫くすると、温泉脇にたたずむ白鳥を見つけガヤガヤと騒ぎ始めた。
おまけにテントの周りをぐるぐると撮影ポイントを探し歩き
もう寝てるどころでは無くなってしまった(>_<)
しかも朝の5時半・・
まったく、どんな神経だ!と怒りたかったが、ココで寝てる方も悪いし
せっかくだから仲間に加わった(^_^;)
日の出前の湖面はうっすらとガスが漂い幻想的な雰囲気を醸し出していたが
このオジサン連中さえ居なきゃな・・
まぁ、一応満足し朝風呂にする
ここで、目の前にちらちらと光の粒が!
そう、ダイヤモンドダストだ!!
昨日、川湯でみた物もすごかったが朝の日の光に照らされた物は格別だった!
なにやら、これで目的のほとんどを達成してしまったようだ
そう思うと嬉しいやら寂しいやら
ただ、久しぶりはしゃいだせいか何か疲れてしまったようだ
今日は早く寝るか・・
日誌補足
上記の通りの目覚めである。
正直気分は悪い。
中年のアマチュアカメラマン集団と言うのは、なぜこうもデリカシーが無いのであろうか(まぁ一部の事と思いたい)
以前、東北の祭りで目撃した光景などは、場所を取りそこねたアマカメラマン集団が
前列の観光客に激しく罵声を浴びせ、捨て台詞と共に帰っていった事もある。
集団心理と言うのはまことに恐ろしいものだ。
今回も例に漏れず、朝の5時半過ぎからやれテントが邪魔だの白鳥が綺麗だの・・・
まぁ、しょうがない。本当に邪魔なんだから・・・(-_-;)
しかし、このときの気温氷点下28℃!(この日の日本最低気温を川湯で記録した模様)
早朝で、しかもこんな気温の中みな元気だわ・・・人のこと全く言えないけど。

仕方なく外に出て、カメラマンの列に加わる。
プロの方に引き連れられてのツアーのようで、自分も参考になるかなと思っての事だ。
しかし、心なしかプロも呆れ顔。そのせいかやる気もいまいち見受けられず、あまり有意義な講義は聴けなかった・・^_^;
朝霧の向こうに朝日も顔を覗かせ、湖面が淡い光に包まれ始めた。
この騒ぎにユーカラ青年も起き出し困惑の表情を覗かせていた。

集団が去った後、また二人で温泉へ
湯から上がる湯気で髪の毛が見る見る樹氷へと・・
風呂場にも海老の尻尾が張り付き、なんとも奇妙な入浴であった。
そしてまたダイヤモンドダストが輝きだす。
日の光に照らし出される氷の粒は、半島全体を覆っているようで幻想的な光景が目の前に広がっていた。

朝のコーヒーを堪能し、日も十分な高度まで上がるとユーカラ青年はこの半島を後にした。
有意義な調査が出来る事と、お互いの無事を祈りながらの別れ
久しぶりに、心温まる出会いであった。

さて私は・・なにしようかな?
そうこうしていると、屈斜路原野YHの連中がワゴンで温泉脇まで乗り付けてきた
じっと様子をうかがっていると、ワカサギの穴釣りに使うドリルを担いだスタッフの後にお客さんがぞろぞろとくっつき
湖上の散策に出かけていった。
肩に担いだドリルは、足場確認のため所々に穴を開け氷の厚さを測るのに使うようだ。
連中が見えなくなると、私も用心のためかんじきを装着し後を追ってみた。
途中、引き返してくる集団と挨拶を交わし、和琴半島の先端まで歩く。
そこには、巨大なツララの群れ
これを見にきたのか!
撮影後、引き返す。

その後一応の観光ルートを選択し出発!
まずは摩周湖。
昨年はガスで覆われ何も見えなかったが、今回はどうかな。
一度、弟子屈方面に下り買出しを済ませ、その後摩周湖へと上る道を駆け上がる。
第一展望台
ここは、冬季間無料で駐車できる。
霧の摩周湖は・・一度しか見たことがないなぁ。
さらに婚期が遅れてしまった。
快晴の摩周湖は風一つ無く湖面にカムイヌプリを映しこんでいた。

摩周湖から第二展望台を経由して川湯までの道は、先日の雪で通行止め。
またも弟子屈まで下りる。
その後美留和を抜け川湯まで走る。
一応、第二展望台までの道を確認するが、やはりゲートが締まっていた。

硫黄山
異様に観光客が多かった。
月曜日なのにはてどうした事だろうか。
格安ツアーだと曜日も関係ないんだろうが・・不思議であった。
トイレを済ませ、早々に立ち去る。

昨晩と同じように、湖岸の道を和琴に向かって走る

御神渡り
砂湯キャンプ場から1キロほど湖岸を北上した辺りで見ることが出来る。
地熱で溶けた湖岸を、とぼとぼと歩くとなにやら人が集まっている一角が有った
あれだな!
湯が湧き出しもろくなった氷の端に気をつけながら、分厚い氷の上に足を踏み出す。
湖岸から中島の北側に向け氷の隆起は長く続いていた。
先日の雪のため湖面は雪原と化し大きな亀裂の周りを人の足跡に犯される様は、あまり美しいとはいえなかったが
それでも、西に沈もうとする夕暮れの斜光を反射し、きらきらと輝く湖面より突き出た氷柱は
なんとも不思議な光を放っていた。
まぁ、ここも相当数のアマチュアカメラマンに占拠されてはいたのだが・・。

日が暮れ始める頃コタン温泉に到着。
管理のおじさんに声をかけ、温泉脇の脱衣所に着てるものを全て放り込む。
いつも思うが、和琴に比べ綺麗な温泉だ。
予断になるが、和琴温泉唯一の不満はお湯が汚い事。
いや、湧き出る温泉自体は単純泉で無色透明なのだが、利用客のスタンスが非常に思わしくないと言うか・・・
理由として、日が暮れた後に来る常連の方たちが、なんと湯船の中で体や髪を洗うのだ。
それも、ほぼ全ての常連が・・
おかげで翌日の朝一番の湯は、牛乳風呂の様相を示している。
弟子屈の観光課の人たちも困っているようなのだが、注意しても無駄なのは周知の事
以来その件に関してはほったらかしに近いようだ。
コタン温泉も例に漏れず初期はそのような客が多かったが、管理のおじさんの度重なる厳重注意の果て
不届きな客は減ってきてはいる模様。
おじさんに感謝!!である。

その後は幕営地に戻り就寝となる。
疲れた(*_*)
BACK / NEXT