源氏無用物語

【序章】 〜光の皇子〜 天地の君





 いずれの御時にか、樹雷皇家にすぐれてときめきたもうありけり。

 樹雷皇家光鷹剣に秀で、さきに都を騒がせたる物の怪を光の盾、光の鎧、光の剣をあやつりて調伏したまふ。

 これより、光の皇子とよばれけり。都の女性たちの羨望を一身に集める若き皇子ーその名を天地の君といひたまふ。





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