ダイソン DC24 悪い所
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【主な不満点】 ダイソンの掃除機はサイクロン方式とあって、騒音が指摘される事がよくあるが、DC24は決して静かではないが、吸引力がそこまで高くないこともあって、普通の掃除機と同じで、うるさいとは感じない。 そんな事よりも、一番の不満は、とにかく値段が高い。 ユーロ高なのだから、仕方ないと言えば仕方ないが、アメリカでは400ドル(2008年3月1ドル約100円なので、約4万円)なのに、日本では7万円というのは、明らかに「日本人は高くても買う」と馬鹿にしている。 いや、正確には、日本法人に勤める堕落した日本人がそうさせているのだ。 定価4万円なら、十分に納得できる値段だが、7万円は異常だ。 だから、電気屋で定価で買う気にはとてもなれない。ネット通販なら20%くらい安いので、ネット通販ならなんとか我慢できなくもない値段だ。 2番目に、「使い勝手がもう少し良ければ・・・」と感じる。 ボール式だというのもあって、例えば床に本が置いてあって、その本を飛び越して掃除機を移動させたいと思っても出来ない。 腰をかがめて、5kgもある重たい掃除機の真ん中部分の取っ手を持って掃除機を持ち上げるのは、使い勝手が良いとはとてもいえない。 したがって、掃除をする前に、部屋の片付けが必要だ。 ま、掃除の上手なA型人間からすれば、当たり前の事かもしれないが、俺のような典型的B型人間は、「掃除しながら片付ける」とか、「とりあえず掃除機をかけて、部屋の片付けはまた後日」と考えるので、「掃除機をかける前に、部屋を片付ける」というのは、それなりに苦痛だ。 外国のように10畳以上あるような広い部屋ばかりの家なら良いが、俺のように8畳1部屋しかない所では、小回りが利かない感はいがめない。 3番目に気になるのが、 「コードが自動巻き取り式ではない」 という点だ。日本の掃除機で、コードが自動巻き取り式じゃない事は、まずあり得ない。 しかし、この点は実際に使ってみれば、それほど困る事はない。 なぜなら、自動巻き取り式は、途中で巻き取るコードが止まって、もう一回引き出して、勢いをつけて巻き取らせるとかしないといけない事が良くあるが、手で巻き取れば、こんな事もない。 それに、DC24の電源コードは家庭用ではありえない太さであるため、逆に巻き癖が付きにくく、手で巻き取りやすい。 実用性からみると、自動巻き取り式となんら遜色はない。ただ、デザインが良いだけに、「コードは隠して欲しい」という気持ちは大いにある。 実用性という意味では、プラグがコンセントから抜けやすいのは不満だ。 ちょっとコードを引っ掛けただけで、コンセントからプラグが抜けるのは、日本のコンセント規格に合っていないんじゃないかという気がする。 この点は、日本のメーカーならあり得ない不満だ。 しかし、いずれにしても、「値段」以外は、納得できないというほどの強い不満は感じない。 2008.03.30
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