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サーバ (サーバ:server)
コンピュータネットワークにおいて、クライアントコンピュータに対し、自身の持っている機能やデータを提供するコンピュータのこと。インターネットにおけるWWWサーバなどが該当する。また、クライアントソフトウェアに対し、自身の持っている機能やデータを提供するソフトウェアのこと。
サイリスタ (サイリスタ:thyristor pnpn)
構造をもつスイッチング素子。図のA-K間に順方向電圧を印可し,さらにG-K間に順方向電流を流すことでサイリスタがオン状態となりA-K問に電流が流れる。サイリスタをオフするには,A-K間の電流を少なくするか,A-K間に逆方向電圧を印可する。電力変換装置として広く用いられていたが,
最近ではGTOやIGBTが採周され,サイリスタは大電力変換用が主体となっている。
→整流器
[←先頭へ]シーケンス制御 (シーケンスせいぎょ:Sequential control)
あらかじめ定められた時間的又は論理的順序に従って,各段階を逐次進めていく自動捌御のこと。受変設備,空調・衛生設備,搬送装置などの白動制御に採用される。シーケンス制御装置には電磁継電器,限時継電器などによる有接点回路のものと,半導体を使用した無接点回路で,シーケンス回路をソフト化したプログラマブルコントローラなどがある。
[←先頭へ]シーリングライト (シーリングライト:Ceiling luminaire)
天井面に取り付ける構造をもつ照明器具。
→天井灯
[←先頭へ]シールドビーム電球 (シールドビームでんきゅう:sealed beam lamp)
加圧成形した全面ガラスと反射鏡を一体化して光の指向性を厳密に制御した白熱電球。
シックハウス症候群 (シックハウスしょうこうぐん:Sick Building Syndrome (SBS))
住宅の建材に含まれるホルムアルデヒドなどの有害な化学物質が原因で、目や喉の痛み、頭痛、吐き気、倦怠感などの体調不良や病気が起きる現象、またその症状のこと。人によって関節痛、自律神経失調症など症状は多様。カビやダニ、細菌などの微生物が原因になるアレルギーや感染症を含めるケースもある。欧米では「シックビルディング・シンドローム=Sick Building Syndrome(SBS)」として知られる。
気密性の高いマンションの空気は、化学物質の影響によりさまざまな問題をひきおこしております。新築マンションで健康を損なう事があるなんて、私もはじめて聞いた時はショックをうけました。
通産省、厚生省、国土交通省も大きく動き出しましたがまだまだ未知なる部分が多いです。
住宅性能表示の評価(国土交通省)においても、2001年8月より化学物質の測定について、選択項目として追加されました。今後のマンションは、測定して濃度表示するのが2〜3年後から主流となるでしょう。
ジャンクションボックス (ジャンクションボックス:junction box)
@種々の方向へ向かう電線,ケーブル,管路を接続する目的の,電線接続部を収納可能
なふた付きの箱。広義に分電盤キャビネット,端子箱等を含むこともある。
Aフロアダクト用附属品の一種。ダクトとダクトの交流点に用いるもので,一方向に
接続できるダクト本数により1ダクト用、2ダクト用、3ダクト用がある。
ジャンパ (ジャンパ:jumper)
一般的には回路相互又はそれに結合される装置の間を電気的接続をするための短い電線で,通常は一時的に接続するもの。ジャンパ線。
@架空線において耐張支持部相互間を接続する短小な電線。
A保守作業などにおいて設備や機器などをバイパスして電路の通電を保持するための短小な電 線。
B保守作業において一電路を構成する電線端部の絶縁空間を横断するように設置する短小な電 線。
C電話用端子相互問を接続する短小な電線。
D電話交換設備において通話路を相互接続するための電線。
E電話や計装工事等のプリント配線に使用される2つ以上の端子間を接続する電線。
ショートアークランプ (ショートアークランプ:short arc lamp)
電極間距離が1〜10mm程度で,アーク放電によって発光するランプ。キセノンランプと高圧水銀ランプのタイプがあるが,一般的に極めて高圧力状態で放電する。高輝度で点光源である。
[←先頭へ]ジョイントボックス (ジョイントボックス:joint box)
@一般的に細物の電線,ケーブルの接続部を収納するために配線経路中に設けるふた
付きの箱。通常は負荷の取出口(アウトレット)とはしない。
A低圧屋内電路において,600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル等の分岐及び中継接
続を行うときに用いる露出形の合成樹脂製品。接続端子金具付となしの2種類があり,
端子金具付には防水型と防雨型がある。
シングルモード光ファイバー (シングルモードヒカリファイバー:single mode optical fiber)
光を通すコアの部分が細い光ファイバーケーブルのこと。レーザー光など、直進性の強い光を入力し、ケーブル中でほとんど分散せずに信号を伝えることができる。このため、長距離伝送や超高速伝送が可能で、電話局間などの基幹通信網に使われている光ファイバーはほとんどがシングルモード光ファイバーである。ガラス繊維を使わなければ生産できないために高価で、ケーブルの折り曲げにも弱い。これに対し、構内通信などで使われるプラスチック製の太い光ファイバーは「マルチモード光ファイバー」と呼ばれる。
シンチレーション (シンチレーション:scintillation)
@トラッキングの初期段階に,汚損された絶縁物の沿面に漏れ電流が流れ,部分的に
微小な発光を伴う火花放電。
A蛍光物質(硫化亜鉛ZnS等の薄膜)に放射線が入射すると,そのエネルギーによって
蛍光物質が励起され,基底状態に戻るときに発光(光子の放出)する現象。
シンチレーションで放出された光子を,光電子倍増管で電気パルスに変換し,放射線の
量を測定する装置をシンチレーションカウンタという。
スイッチングレギュレータ (スイッチングレギュレータ:switching regulator)
安定化した直流電圧又は電流を出力するパルス制御による半導体電力変換装置。出力電圧を制御するのに電圧をオン・オフし,オンとオフの比で出力制御する方式である。従来のレギュレータで用いていた商用周波数用変圧器に対し,高周波用変圧器が採用できるので容積や重量を1/4〜1/5にすることができる。
スクラップ‐アンド‐ビルド (スクラップ‐アンド‐ビルド :scrap and build)
1, 老朽化したり陳腐化したりして物理的または機能的に古くなった設備を廃棄し、高能率の新鋭設備に置き換えること。
2, 行政機構における膨張抑制の方法の一。組織の新設にあたっては、同等の組織の廃止を条件とすること。
スクリプト言語 (スクリプトゲンゴ:script language)
機械語への変換作業を省略して簡単に実行できるようにした簡易プログラムを記述
するためのプログラミング言語。スクリプト言語で作られたプログラムはスクリプトと
呼ばれる。
簡易プログラミング言語」と呼ばれることもある。
通常のプログラミング言語と同様、英単語や記号・数字の組み合わせによってプログラム
の設計図にあたるソースコードを記述するが、コンピュータが実行できる形式への変換は
自動的に行われるため、手間をかけずに実行することができる。
小規模なプログラムをすばやく作成することが主な目的であるため、一般のプログラミング言語に比べて機能は少ないが、習得が容易で記法も簡便であることが多い。
代表的なものにはPerlやVBScript、JavaScriptなどがある。これらの言語はWebページに動きを加えたり、Webサーバ上で動的にページを生成するのに用いられる。
ワープロソフトや表計算ソフトなどのマクロ言語もスクリプト言語の一種である。
スケジュール制御 (スケジュールせいぎょ:scheduled control)
曜日・日時のスケジュール設定を行い,設定されたタイムスケジュールに従い,空調設傭,照明設備等の自動発停を行う制御。年間カレンダ(平日,休日,特異日等の運転モード設定)と週間スケジュール(7曜日,休日,特異日の発停時刻設定)が用意されており,カレンダの運転モードの設定情報をもとに週間スケジュールの該当スケジュールを参照し,対象設備機器を自動発停する。
→照明制御
[←先頭へ]スコット結線変圧器 (スコットけっせんへんあつき:scott comected transformer)
電源に不平衡を与えないように三相から単相電力を取り出せるようにした三相〜二相変換変圧器。主座巻線1次側の中点とT座巻線の端を結び,T座巻線の1次側は主座巻線の変圧比の86.6%として,三相電源に接続することによって,それぞれ主座,T座の2次側で二つの単相電力を取り出すことができる。二相側の負荷が平衡すると三相側の負荷も平衡するので,交流電気車の電源や小容量発電機の単相負荷に用いる。
スタータ(放電ランプ用) (スタータ:starter ( for discharge lamp ))
放電ランプの電極を予熱し,かつ,安定器の直列インピーダンスとの組合せによって生じるパルス電圧をランプに与える始動装置。
[←先頭へ]スター型LAN (スターがたラン:star formed LAN)
ネットワークの接続形態の一つ。
中心となる通信機器を介して端末を相互に接続する方式。1本のケーブルにすべての
端末を接続するリング型LANやバス型LANに比べ、配線の自由度が高いのが特長。
Ethernetの10BASE-Tなどがこの方式である。
→10BASE-T 、 Ethernet、 LAN、 カスケード接続
[←先頭へ]スター型ネットワーク (スターがたネットワーク :star formed LAN)
ネットワークの接続形態の一つ。中心となる通信機器を介して端末を相互に接続する方式。1本のケーブルにすべての端末を接続するリング型LANやバス型LANに比べ、配線の自由度が高いのが特長。Ethernetの10BASE-Tなどがこの方式である。
→Ethernet、 10BASE-T 、 LAN、 バス型LAN
[←先頭へ]スタッドボルト (スタッドボルト:stud , stud bolt)
棒の両端にねじがあって, 一方のねじを機械の本体などに固く植え込んで用いるボルト。
植込みボルト, JIS Bl173。
正確にはスタッドボルトは植込みボルトを指すが,一般にはねじ付き溶接スタッド又は網・コンクリート合成げた構造のずれ止めとして溶接によって鋼げたに取り付けて用いる頭付きスタッドを指すことが多い。
スペクトル(放射の) (スペクトル:spectrum(of a radiation))
放射の1波長成分の強さを,波長又は周波数の順に並ぺて表示したもの。
スリムライン形蛍光ランプ (スリムラインがたけいこうランプ:instant start fluorescent lamp)
電極を予熱せず,高電圧を印加して瞬時に点灯させる蛍光ランプ。一般的に直管形で,管径が細く,ショーケースなどの特殊な用途に用いられている。
[←先頭へ]セルモータ (セルモータ:cell motor)
[←先頭へ]
センサ (センサ:sensor)
計測対象の状態などの物理量を伝送や記録するために,別の物理量に変換する素子又
は装置。計器用変成器,火災感知器,赤外線人感センサ,サーモスタット,ヒューミデイ
スタットなどがある。検出部,検出端。
差動継電器 (さどうけいでんき:differential relay)
保護すべき電気回路の前後2点(入力側と出力側)の電流のベクトル差を検出して,
区問内の故障を検知する継電器。
変圧器,母線など,機器・設備内の異常検出・保護に用いる。
実際には,電流検出用の変流器の相対的な誤差のため,平常時でも若干の電流差が
あり,継電器を誤動作させる場合がある。
これを除くために入出力電流の比率で動作するものを比率差動継電器という。
差動式スポット型熱感知器 (さどうしきスポットがたねつかんちき:rate-of-rise spot type heat detector )
周囲の温度の上昇率が一定以上になったときに火災信号を発するもので,一局所の熱効果によって作動する熱感知器。空気の膨張,熱起電力及び電気抵抗の変化を利用したものがある。感度に応じて1種及び2種がある。空気の膨張を利用したものでは,空気室を設け,緩慢な空気の膨張はリーク孔より排出させるが,急激な膨張ではリーク孔が空気を排出しきれず,空気室が膨張し電気接点を閉じ火災信号を発信させる。
差動式分布型熱感知器 (さどうしきぶんぷがたねつかんちき:rate-of rise line type heat detector )
周囲の温度の上昇率が一定以上になったときに火災信号を発するもので,広範囲の熱効果の蓄積によって作動する熱感知器。感度に応じて1種, 2種及び3種がある。検出方法は,空気管式,熱電対式及び熟半導体式とがあり空気管式が多く用いられる。空気管式は受熱部に20-100mの拙い中空の嗣管を用い,検出部は鋼管と接続された空気室にダイヤフラムと空気リークバルブを設けたもので,空気管が加熱されると,空気が膨張しダイヤフラムを押し電気接点を閉じ火災信号を発信させる。緩慢な温度上昇及び空気管の一部の温度上昇だけでは,リークバルブより空気が排出され火災と判定されない。
再点弧 (さいてんこ:restrike)
→再発弧
[←先頭へ]再発弧 (さいはっこ:reignition)
交流回路を遮断するとき,電流が零点を通過した後に遮断器の極間にアークが再び発生する現象。代表的な交流遮断現象の一つ。送電線路の充電電流や進相コンデンサの開路時には,電流零点時に端子間に電源電圧の波高値相当の電圧が誘起(過渡回復電圧という)される。このとき,遮断器の消弧カが不足すると電流が再び流れる再発弧が発生する。さらに,回復電圧に対し遮断器極間の絶縁耐力が不足する場合も再発弧する。また,電流が零点より1/4サイクル経過後再発弧する場合を再点弧という。
→再点弧
[←先頭へ]最高電圧 (さいこうでんあつ:maximum voltage)
電線路に通常発生すると考えられる最高の線間電圧。
→標準電圧
[←先頭へ]最大使用電圧 (さいだいしようでんあつ:maximum service voltage)
電気設備技術基準で使用している用語で,普通の運転状態でその電路に加わる線問電圧の最大値。
JEC158(標準電圧)の最高電圧に等しい。
公称電圧1000V以下の場合はその1.15倍,1000Vを超える場合は1.15/1.1倍としている。
最大需要電カ (さいだいじゅようでんりょく:maximum demand)
需要家が使用した電力の30分間平均の最大値。電気事業者が取り付けた駁大需要死カ計で計測される。契約電力の確認又は更新に用いられる。
[←先頭へ]最大需要電カ計 (さいだいじゅようでんりょくけい:maximum demand meter)
ある定められた時間(需要1時限)における電力の平均値(需要電力)を求め,これを需要時限ごとに繰り返し測定して,長期間における最大使用電力を知るための計器。需要時限には15分,30分,60分などがあるが,電
力需給用には30分が用いられる。
最大需要電流計 (さいだいじゅようでんりゅくけい:maximum demand ammeter)
ある時限内における平均電流値を測定し,その最大値を最大需要電流として記録できる計器。時限は2分,5分,10分,15分等の設定ができる。補助接点付の計器では,設定した最大値を超えると接点が閉じて警報出力信号として利用できるものがある。経済的な負荷運転,設備容量の見直し,デ
マンド計測監視として利用できる。
最大需要電力計 (さいだいじゅようでんりょくけい:maximum demand wattmeter)
ある時限内における平均電力を測定し,その最大値を最大需要電力として記録できる計器。取引用計器の時限は30分間平均が用いられる。電力会社が高圧以上の需要家に設置して,契約概力の更改のために用いる。
[←先頭へ]最大需要電力制御 (さいだいじゅようでんりょくせいぎょ:maximum demand control)
[←先頭へ]
最適始動停止制御(空調設備の) (さいてきしどうていしせいぎょ:optimum start and stop control)
居室の使用時間帯に合わせて,最適な時間に空調機を始動し,最適な時間に停止する制御。定時に空調機を始動し,停止する方法より空調機や熱源機盤の運転時間を短縮し搬送動力や消費熱量を削減することで,省エネルギーを図ることができる。始動時は居室の使用開始時刻を目標として,対象室が所定の温度設定値になるように空調機の始動を可能な限り遅く行い(最適始動制御),停止時は居室の使用終了時刻前に,対象空間の居住環境を損なわない範囲で空調機を最も早く停止させる(最適停止制御)制御方法である。ただし,最適停止制御は空調時間帯に空調を停止することになるため,居住者に抵抗感があることと換気の必要性から採用される例はほとんどない。
[←先頭へ]最適制御 (さいてきせいぎょ:optimum control)
制御対象・制御システムをその目的に応じて最適の状態に保つための制御。
[←先頭へ]殺菌灯 (さっきんとう:bactericidal luminaire , gemicidal luminaire)
殺菌性紫外放射を透過するガラス管より成る低圧水銀蒸気ランプを装着した照明器具。殺菌放射
とは,細菌や病原性微生物を致死させたり,増殖しないようにする効力のある光放射。
三巻線変圧器 (さんまきせんへんあつき:three winding transformer)
1次2次巻線のほかに3次巻線を設けた変圧器。巻線の対地電圧を低減するためにY-Y結線が用いられるが,△巻線を加え第3調波電流を還流させて出力電圧のひずみを減少したり,6相整流を行うために2次巻線と3次巻線に△結線とY結線を用いて位相を変えたりする。その他,異種電圧の発生や零相電圧検出用の計器用変圧器等にも用いる。
[←先頭へ]三次巻線付変流器 (さんじまきせんつきへんりゅうき:current transformer with tertiary winding)
地絡故障時に発生する零相電流を検出するために用いる変流器。二次巻線は通常の巻線と同じように使用し,同一鉄心に巻かれた三次巻線は,三相分を△接続してこれに地絡継電器を接続する。定常状態では二次巻線のみに負荷電流に応じた二次電流が流れ,三次巻線には電流は流れないが,地絡故障時にのみ,地絡電流の1/3に相当する電流が三次巻線に流れる。一般に,100A程度の接地系統における零相電流検出には,変流器の残留回路を利用する方法が用いられるが,負荷電流が著しく大きく,変流比が大きい(一般には400/5A以上)場合には,残留回路では継電器に十分な零相電流が得られないことがある。これに対して三次巻線は,独自に適切な巻線比を選定することができる(一般には100/5A)。
三線接続図 (さんせんせつぞくず:three line diagram)
電力設備で,その系統の電気機器,計測,保護装置などとの電気的接続状態を機器の極性,相及ぴ端子番号まで明示して表した接続図。三線結線図。電力設備は三相回路が一般的であるから,このようにいう。変圧器の角変位,VT,CT等の△Y接続,保護継電器の極性などを三線接続図に表現することにより,正確な接続関係を示すことができる。
[←先頭へ]三相一括形母線 (さんそういっかつがたぼせ:three phase , non segregated phase bus)
三相回路の母線を一括して鉄又はステンレス鋼やアルミニウムなどの外被で覆ったもの。三相一括形母線は外被を接地した金属で覆った構造となるため,安全性は高い。外被の材質は通電電流による磁束が外被に及ぼす部分加熱等の影響を考慮し,2000A程度以上ではアルミニウムやステンレス鋼等の非磁性材料を外被の一部又は全部に用いる。
[←先頭へ]三方弁 (さんぽうべん:three way valve)
3方向の配管を接続し,合流比率又は分流比率を変えるために用いる弁。空調機の温度制御では,コイルとバイパスに流れる冷水又は温水の比率を変えるのに用いる。
[←先頭へ]産業再生機構 (さんぎょうさいせい‐きこう)
金融と産業の一体的再生を進めるために、平成一五年(二〇〇三)預金保険機構の下に設立された政府関与の株式会社。企業再生が可能であるにもかかわらず金融機関間で調整が困難なために再生計画が進まない案件について、機構が非メインバンクから債権を買い取り集約化を行うほか再生計画の設立のため中立的な立場から調整を行うのに加えて、再生支援のための融資、保証等を行う。
残留回路 (ざんりゅうかいろ:residual circuit )
三相電流のベクトル和を得るため,三相回路に3台の変流器を使川し,変流器の2次回路
を星形に接続した回路の中性線の部分。
低抵抗接地系の地絡保護に用いられる。
この三相ベクトル和は零相電流の3倍の値となる。
仕上げ表 (しあげひょう)
内装・外装の仕上げをそれぞれ表にまとめたもの。外壁・屋根などの外装(外部仕上げ)については立面図や矩計図などで代用されることもある。内装については、室名を縦軸に、床・壁・天井などの項目を横軸にして表をつくる。これを「内部仕上げ表」と呼ぶ。各部の下地、仕上げ材料、塗装などの仕上げ方法の指示を記入するほか、幅木、回り縁そのほかの造作や付帯設備などを書き入れることもある。公庫の設計審査書類のひとつ。
[←先頭へ]仕切弁 (しきりべん:gate valve)
管内流体の流れを遮断するために使用する弁。流体の流れに垂直に弁体を挿入して遮断する構造をもつ。全開時の抵抗は小さいが,半開状態では局部的に低抗力が増大し,弁が損傷するおそれもあり,通常全閉又は全開で使用する。
[←先頭へ]仕様規定 (しようきてい)
具体的な材料や寸法、作り方などによる規定を言います。
【不燃材料】
コンクリート、れんが、瓦、石綿スレート、鉄鋼、アルミニューム、ガラス、モルタル、しっくいその他これに類する材料で政令で定める防火性能を有するもの。
→性能規定
[←先頭へ]使用電圧 (しようでんあつ:service voltage)
電路の使用状態における電圧で,電気設備技術基準では電線路の公称電圧を指し,線間電圧をもって表す。
[←先頭へ]始動カ率 (しどうりきりつ:starting power factor)
電動機の始動時の入力電力と,始動容量の比。誘導電動機の始動電流は,1次2次間の漏れリアクタンスに依存するから,非常に大きな無効電流が流れ,力率は,0.2〜O.4程度となる。
[←先頭へ]始動器(電動機用) (しどうき(でんどうきよ う):starter (for motor))
電動機の始動時に,始動電流を抑制し電源電圧及び始動トルクの急激な変励を制御す
るために設ける装置。直流電動機の始動電流を制御する始動抵抗器,かご形誘導電動
機の始動電流を抑制するためのスターデルタ開閉器,リアクトル始動器,始動補償器,
巻線形誘導電動機の始動トルク及び始動電流を制御するための二次抵抗器などがある。
始動電動機 (しどうでんどうき:starting motor)
内燃機関の電気始動用の電動機。セルモータ。蓄電池を電源として機関始動時に
電動機のピニオンを機関のフライホイールに設けたリングギヤとかみ合わせて始
動させる。防災用自家発電設備では,始動失敗を防ぐため,ピニオンとリングギヤの
不かみ合い防止装置が義務付けられている。
始動電流 (しどうでんりゅう:starting current)
電気使用機器を電源に投入したとき,定常状態になるまでに流れる電流。誘導電動機の直入れ始動では,定格電流の5〜7倍,HIDランプでは,1.8倍程度の始動電流が流れる。白熱電球の場合は越流という突入電流が流れる。
[←先頭へ]始動入カkVA (しどうにゅうりょくけ一ぶいえ一:starting input kVA)
誘導電動機の抱束試験から,計算によって求められる値で,直入れ始動時の入力皮相電力に等しい。
JIS C 4210
→始動容量
[←先頭へ]始動補償器 (しどうほしょうき:starting compensator)
かご形誘導電動機又は同期電動機の始動電流の抑制を目的に,始動時の電動機端子に
掛かる電圧を減圧するための三相単巻変圧器。
始動補償器によって電源電圧を1/αに下げたとすれば,始動電流及び始動トルクは,
ともに全電圧始動の場合の1/α2となる(ただし,始動補償器と電動機間の始動電流は
1/α)。この始動方式では,加速後全電圧に切り換えるとき,電動機始動時の残留電圧
と,改めて印加する全電圧との位相角によっては大きな突入電流を生じることがある。
これを回避する方法に,電動機端子を電源から切り離すことなく全電圧に切り換えでき
るコンドルファ方式がある。
始動容量 (しどうようりょう:starting capacity)
誘導電動機などの始動時の容量のことで皮相電力(kVA)で表わす。直入れ始動では,電動機の定格出力(kW)の5〜1O倍の皮相電力が流入する。電源容量に対して始動容量が大きい場合で,電源に与える電圧動揺が他の機器に悪影響を及ぽす可能性のあるときは始動装置を用いる。始動入力kVAと呼ぶこともある。
[←先頭へ]指向性照明 (しこうせいしょうめい:directional lighting)
作業面又は対象物への光が,ある特定の方向から主に入射する照明。
JIS Z 8113
支線 (しせん:stay , guy)
一般には,構造物を支えるために用いる鋼線。架空電線路において不平均張力が加わる支持物にその張力による支持物の傾斜や倒壊の防止及び強度の補完の目的で取り一付けちれる鋼線。
支線の片端を地中に埋設する地支線や径間を支える柱間支線が主なものである。また支線には
7本よりの2.6mm,3.2mm,4.0mmの鋼より線等が主に使用されている。
支柱 (しちゅう:polebrace , strut)
不平均張力が掛かる電柱にその傾斜や倒壊の防止及び強度の補完の目的で取り付ける柱。
[←先頭へ]紫外線式炎感知器 (しがいせんしきほのおかんちき :ultraviolet flame detector)
炎から放射される紫外線の変化が一定の量以上になったとき火災信号を発する感知器。炎に含まれる
200-260nmの波長範囲の紫外線を光電管を使用して検出する。非常に高感度であり,ハロゲンランプ,キセノンランプ,アーク放電等による紫外線も検出するため,設置の環境に注意が必要である。
紫外放射防止用照明器具 (しがいほうしゃぼうしようしょうめいきぐ)
紫外放射を抑制した蛍光ランプ又は紫外放射をカットするフィルタを装着した照明器具。紫外放射による絵画などの変退色を防止するため,美術館,博物館等で用いられる。
[←先頭へ]時限差継電方式 (じげんさけいでんほうしき:time limit differential relay system)
保護継電器の作動時限の差で事故区間を識別する方式。過電流保護方式では,反限時特性によって,上位と下位の継電器の動作時間差を得ることができるが,需要家構内の高圧配電系統の過電流特性や地絡保護などのように上位と下位による電流の差がない場合は,単純に応動時間に差を設けて保護区間を限定する。
[←先頭へ]磁気シールド (じきシールド:magnetic screen , magneticshield)
特定の領域への磁界の浸透を減少するために使用する強磁性材料で作られた遮へい装置。
IEV151-01-04
磁気遮断器 (じきしゃだんき:magnetic blow out , circuit breaker)
開放時に発生するアークを磁界で磁器製の積み重ねた消弧板内に押し込み冷却して消弧する高圧用遮断器。15kV以下で使われていたが,1980年ごろ以降は磁気遮断器に代わって真空遮断器が主に使用されている。
[←先頭へ]磁気飽和 (じきほうわ:magnetic saturation)
磁性体に加える磁化力がある一定以上に達すると、磁区にあるほとんどすべての磁気
双極子が磁界方向に向いてしまい、磁束密度が増加せずに飽和する現象。磁気飽和の
現象を考慮すべき例として,
変流器の選定における定格過電流定数,
進相コンデンサ用直列リアクトルにおける高調波成分による磁気引込現象
などがある一方,磁気飽和を利用している例として,
放電ランプ起動用ピーク変圧器,
磁気増幅器や交流電圧の安定化に用いる可飽和リアクトル,
電気溶接機用変圧器などがある。
自己励磁 (じこれいじ:self excitation)
@同期発電機に進相電流が流れると,その電機子反作用は界磁を強める方向に作用し,進相電流が更に増加するというプロセスが繰り返され,発電機電圧が急速に大きくなる現象。高圧長距離送電線路の受端を開放し,これを同期発電機で充電する場合などに見られる。フェランチ効果。
A誘導電動機と並列に接続された進相コンデンサが電動機の無効分を上回る場合,運転中に電路から切り離されるときに起きる電圧上昇現象。
自動火災報知設備 (じどうかさいほうちせつび:auto matic fire alarm system)
火災が発生したとき,自動的にこれを感知して警報を発する設備。感知器及び発信機からの火災通報を受けて表示する受信機及び警報を発する音響装置,これらを作動させるための電源,配線などにより構成される。
[←先頭へ]自動校正式水晶時計 (じどうこうせいしきすいしょうどけい:crystal clock with automatic calibration)
水晶発振器の周波数の安定度が高いことを利用した時計で,水晶の固有振動の温度の
影響による誤差を自動的に修正する手段をもつもの。修正,校正の方式としては,
ラジオ電波(AM放送,FM放送)によるものは毎正時の時報音を前後1秒から30秒間のみ
受信し,880Hzの時報音を検出して時刻を修正する。JJY(標準電波)によるものは,
日本標準時を国内外に知らせる電波(5,8,10MHz)を常時受信し,正しい時刻に自動的
に合わせる。
また,JJYによるものには電話回線を利用したものもある。
自動制御 (じどうせいぎょ:auto matic control)
その目的に適合するよう自動的に操作を行う制御。ビルの空調設備の制御や工業用プロセス制御に用いられる。自動制御を信号の流れ方によって分類すると次の3種類に分けられる。
@フィードバック制御:プロセスの制御量と設定値との偏差を検出し,操作量を調節して制御量 を設定値に一致させる制御方式。
Aフィードフォワード制御:プロセスの外乱を検出し,その外乱による制御量の変化を予測して 操作量を修正する制御方式。フィードフォワード制御だけでは制御蚤と設定値を一致させる
ことはできないため,フィードバック制御と組み合わせて使用する例が多い。
Bシーケンス制御:あらかじめ定められた順序と条件に従って制御の各階段を逐次進めていく制 御。
自動電圧調整器 (じどうでんあつちょうせい:automatic voltage regulator)
発電機電圧を一定に保つため,自動的に界磁電流を調整する装置。 AVR。
同期発電機は励磁装置により界磁巻線に必要な電圧・電流を供給して定常運転が可能である。
自動電圧調整器は負荷の変動で生じる電圧変動を一定に保つために使用される。
自動電撃防止装置 (じどうでんげきぼうしそうち:automatic voltage reducing)
接作業における感電災害を防止する目的で,電気溶接機本体に内蔵又は外付け接続し
使用される装置。溶接機の主回路を制御する電磁接触器又は半導体素子と補助装置
を備え,溶接を行うときだけ溶接機の主回路を形成し,それ以外のときには溶接棒と
被溶接物との間に発生する電圧を低下させる機能をもつ。
始動感度により
低抵抗始動形と
高低抗始動形に分類されている。
JISC9311
室外表示灯(自動火災報知設備の) (しつがいひょうじとう:remote indicator lamp)
部屋の外に設置し,部屋内の火災感知器が作動した場合に点灯し,その作動を部屋の外で確認できるようにした表示灯。
[←先頭へ]室指数 (しつしすう:room index)
作業面から照明器具までの距離と室の間口及び奥行との関係を表す数値。照明率を求めるため
に用い,間口をa,奥行をb,作業面から照明器具の測光中心までの距離をhとすると,室指数kは次式で表す。
K=ab/[(h(a+b)]
天井高さに比べて間口及び奥行が大きい場合は,室指数が大きくなり照明率も大きくなる。
遮光角 (しゃこうかく:shielding angle)
ランプを装着した照明器具の最下面に接する水平線と照明器具内のランプの発光部分が見え始める視線方向とのなす角。
JISZ8113。
遮断器 (しゃだんき:circuit breaker)
電気設備の電路及び設備機器の保護用として電路の遮断・投入を行う装置。正常な回路条件において通電し遮断することができ,また短絡など異常な条件でも一定時間通電し遮断することができる。遮断器は原理・構造からいくつかの種類に分類され,用途により使い分けられている。
大別すると,油
入遮断器(OCB),
空気遮断器(ABB),
磁気遮断器(MBB),
真空遮断器(VCB),
ガス遮断器(GCB),
気中遮断器(ACB),
配線用遮断器(MCCB)などがある。遮断器の主な特性として定格電流,定格電圧,定格短時間電流,定格遮断電流,定格遮断時間,定格投入電流などが規格で定められている。
遮断電流 (しゃだんでんりゅう:breaking current , interrupting current)
遮断器が,遮断動作する際,極間にアークが発生した瞬間に流れる電流。遮断器の定格遮断電流
は,すべての定格及び規定の回路条件のもとで,規定の標準動作責務と動作状態とに従って遮断することができる遅れ力率の遮断電流の限度をいい,交流分(実効値)で表す。遮断電流が直流分を含む場合は,非対称遮断電流という。
JIS C 4603
弱電流電線 (じゃくでんりゅうでんせん)
電気設備技術基準上の用語で,弱電流電気の伝送に使用する電気導体,絶縁物で被覆し
た電気導体若しくは絶縁物で被覆した上を保護被覆で保苦した電気導体又は小勢力回
路の電線若しくは出退表示灯回路の電線,電信,電話,火災報知設備の回路,ラジオ,テレビ等
の聴視回路,インターホン,拡声設備等の音声回路,高周波又はパルスによる信号の専用伝送
回路,一次電池から供給される使用電圧30V以下の回路,小勢力回路,出退表示灯回路,一次電池
,二次電池,専用の発電機等から供給される60V以下の小勢力回路に用いる電線。
主音響装置(自動火災報知設備の) (しゅおんきょうそうち:main audible equipment)
複数の音響装置をもつ自動火災報知設備で,受信機が火災信号を受信したときに警報を発する音響装置。ベル,ブザー,音声合成装置などがある。
[←先頭へ]主接触子 (しゅせっしょくし:main contact)
遮断器や負荷断路器などの開閉装置で,主電流を開閉する接触子。開閉装置の接触子は,電流を開閉する際にアークを発生するが,このアークによって主接触子が損傷を受けないように補助接触子を設け,アークの開閉を受けもたせるようにしている。
→磁気遮断器、 気中遮断器、 ガス絶縁開閉装置、 ガス遮断器
[←先頭へ]受信機(自動火災報知設備の) (じゅしんき:control and indicating equipment)
感知器若しくは発信機から発せられた火災信号及び感知器から発せられた熱,煙の程度を表す火災情報信号を直接又は中継器を介して受信し,火災の発生した場所を表示するとともに音響装置によって,火災の発生を関係者に報知する装置。型,級,ガス漏れ警報設備との組合せによりP型,R型,GP型などの種類がある。型,級ごとに非蓄積式,蓄積式,二信号式があり,さらにそれぞれに対し,自動試験機能付き,遠隔試験機能付きとすることができる。
→中継器、 P型受信機、 R型受信機、 副受信機(自動火災報知設備の)、 蓄積式受信機、 二信号受信機、 複合型受信機、 発信機(自動火災報知設備の)
[←先頭へ]受信帯域 (じゅしんたいいき:receiving frequency band)
電気的信号を有効に受信できる高域(上限)周波数と低域(下限)局波数の範囲。
例えば,テレビの受信用アンテナには,その受信帯域によりVBF受信 用には-般に
全帯域用,ローチャンネル用,ハイチャンネル用,さらに各チャンネルの専用アンテナ等
があるUHF受信用には一般にLM帯域, MH帯域及び全帯域をカバーする3種類がある。
このようにアンテナの受信帯域は狭いものから広いものまであるが,受信帯域の広いもの
ほど利得(感度)は低くなり,帯域の狭いものほど利得は高くなる。
受電設備 (じゅでんせつび:power receiving equipment)
特別高圧又は高圧で受電して,使用電圧に変成するための設備。受変電設備。変圧器,遮断器,母線,
制御装置,計測・保護装置,低圧配電盤等で構成される。
受電点 (じゅでんてん:receiving point)
電気事業者と需要家における電気供給上の財産分界点。
[←先頭へ]受電用遮断器 (じゅでんようしゃだんき:receiving circuit breaker)
遮断器の用途別の分類で,特に電力会社からの受電点に設置するもの。主遮断装置。受電用遮断器は需要家電線路の責任分界点に近い箇所に施設する。2次側電路に過電流及び地絡故障が発生したとき,自動的に遮断する能力をもつこと,電力会社の供給変電所の保護装置との動作(感度,時限)協調が十分保たれ,かつ受電用変圧器2次側の過電流遮断器との保護協調が保たれていることが重要
である。
樹枝状方式 (じゅしじょうほうしき:tree like distribution system)
配電系統の構成方法の一種で,幹線及び分岐線を樹枝状とした方式。新規需要に応じて延長するので,線路形態は需要の経緯と形態に即したものとなっていく。施設費は安価であるが供給信頼度が低いので,幹線を自動区分開閉器(常時閉)で適当な区間に分割し,故障発生時にはその区間のみを選択的に遮断して停電区域を限定する。また,分割された各区間は連系開閉器(常時開)を通じて隣接幹線と連系できるようにし,故障時にはすベての健全区間は隣接幹線から供給を受けることができるようにする。低圧屋内幹線設備などに採用されることもある。
[←先頭へ]需要率 (じゅようりつ:demand factor)
ある電力系統に接続された負荷設備容量の総和に対する負荷の最大需要電力の比。
需要率=
(最大需要電力(kW)÷負荷設備容量(kW))×100%
周波数変換装置 (しゅうはすうへんかんそうち:frequency changer)
交流電力をある周波数から他の周波数に変換する装置。 50Hzと60Hzの系統で電力の融通
を行う場合や商用周波数以外の周波数で運転する場合に用いられる。
機械的な電動発電機方式,
サイクロコンバータ方式,
静止形周波数変換装置などが代表的なものである。
集積回路 (しゅうせきかいろ:integrated circuit)
数ミリ角の半導体薄片(チップ)にトランジスタ,ダイオード,低抗などを集積して電子
回路を形成したもの。ICともいう。
集中監視制御装置 (しゅうちゅうかんしせいぎょそうち:centralized supervisory and control system)
遠隔の中央監視室から電気,空調,衛生,防災,防犯等の各設備や機器の遠方操作,状態・運転・故障表示,
計量・計測値表示及び記録等を集中して行う装置。監視制御対象が多く広く分散していたり,制御対象が他のシステムと相互に関運がある場合や設備全体としての省力化,運用の効率化を図る場合に有効である。従来は,設備ごとの監視装置を組み合わせて構築していたが,各設備を統合した中央監視装置が主流となっている。
→中央管理室、 ピルオートメーションシステム、 分散制御システム
[←先頭へ]住戸用自動火災報知設備 (じゅうこようじどうかさいほうちせつび:residential fire alam system)
感知器,受信機及び戸外表示器又は必要に応じて補助音響装置若しくは中継器を加えた構成で,一つの住戸ごとに設置される住戸完結型の自動火災報知設備。平成7年10月5日の消防予第220号通知
「共同住宅等に係る消防用設備等の技術上の基準の特例」。
充電器 (じゅうでんき:charger)
交流を直流に変換して電気エネルギーを化学エネルギーとして蓄電池に蓄えるための装置。一般的に整流器,変圧器,制御装置などから構成される。浮動充電,均等充電,急速充電等の機能がある。
[←先頭へ]重故障 (じゅうこしょう:heavy fault)
発電設備,変電設佛などで機械装置の運転や電力供給を直ちに停止させないと機械装置
の重大な損傷や事故につながるおそれのある故障。
一般に,機械装置を停止し,電気回路を遮断する。発生時にはベルの鳴動で知らせること
が多い。
出火階直上階鳴動方式 (しゅっかかいちょくじょうかいめいどうほうしき:alarm sounding mode on the fire floor and immediate upper floor)
自動火災報知設備又は非常警報設備の地区音響装置において,火災時に一斉に鳴動させることによる
パニックを発生させないように,出火階と延焼のおそれのあるその直上階とに限定して鳴動させる方式。区分鳴動方式の一種。
瞬時始動式安定器 (しゅんじしどうしきあんていき:instant start ballast)
電球を予熱することなく高電圧を印加して,直ちに始動させる安定器。
[←先頭へ]瞬時停電 (しゅんじていでん:instantaneous interruption of service)
系統の故障により供給が瞬間的に停止する現象。故障状態が永続せず,動作した遮断器の再閉路
又は他回路への切換えなどにより,再送電が可能になるもので1〜2分程度以下の短い停電のことをいう。
瞬時電圧低下 (しゅんじでんあつていか:instantaneous voltage drop)
系統の電圧が瞬間的に低下する現象。送電線等への落雷や短絡故障,地絡故障などの場合に遮断
器でそれを電力系統から除去するまでの間,故障点を中心に電圧が低下する。瞬時電圧低下が発生すると,コンピュータの誤動作や停止,電動機運転用の電磁開閉器の開放による生産ラインの停止,HIDランプの立ち消えなど悪影響を与えることがある。
瞬時並行運転 (しゅんじへいこううんてん:instantaneous parallel operation)
電気的に独立して運転されている複数の電源回路を切り替える際,負荷への電力供給
を継続する目的で,瞬時的に並行運転される状態。
例えぱ,複数の変圧器を有する変電所において,変圧器の並行運転時にインピーダンス
が半減することから,遮断器の遮断容量不足など,保護協調上の問題が発生する場合が
ある。この不安定な状況を可熊な限り短くすること(瞬時)により,運転事故確率を低下
させ変圧器の切替えを行う。
瞬時要素 (しゅんじようそ:instantaneous element)
設定値を超えた入力を受けると同時に動作する継電器の機能。
[←先頭へ]瞬断バックアップ方式 (しゅんだんバックアップほう しき:type of interruptible transfer)
常時1台の無停電電源装置(UPS)により負荷に給電し,UPSの故障時には出力側電磁接触器を自動的に商用バイパス側に切り換えて給電を継統する方式。切換えに対してはち〜15サイクル(O.1〜O.3秒程度)の瞬断が発生するが,負荷の運用上許容できる場合には最も簡単な方式である。
コンピュータ負荷等のように瞬断に対して敏感なものには採用できない。
順次始動制御 (じゅんじしどうせいぎょ:sequential starting control)
設備機器の始動順序又は始動条件をあらかじめ定めておき,自動的に機器を順次始動させるシーケンス制御。空調設備の自動始動,コンベアなど搬送設備の順次始動,非常用自家発電設備の負荷の順次投入などがある。
[←先頭へ]順変換 (じゅんへんかん:rectification , homogeneous transformation)
交流電力を直流電力に変換すること。整流。
順変換装置は一般に整流装置(コンバータ)と呼ぶ。
初期故障期間 (しょきこしょうきかん:early failure period)
製品・製造物などにおいて製造組立中の隠れた欠陥などによって使用し始めたころに
起きる故障。
故障率の時間的経過は図のような曲線になる。
この形が浴檜に似ていることからバスタブ曲線と呼ばれている。
この曲線は3つの区間に分類できる。
このうち第一区間を信頼性工学では初期故障期間といっている。
この期間は,欠陥すなわち不良品を取り除くという意味でデバッキング期間とも呼ぱれる。
商用バイパス回路 (しょうようバイパスかいろ:bypass circuit)
無停電電源装置(UPS)を保守点検する場合やUPSに障害が発生した場合に,UPSをバイパス回路に切り換えて商用電源を負荷に直接供給する回路。最近では,UPS出力と商用バイパス回路を無瞬断で切り換える無瞬断切換器が用いられている。さらに,保守点検のため保守バイパス回路をもつものも多い。
商用待機冗長方式 (しょうようたいきじょうちょうほうしき:standby UPS on redundant system with bypass)
無停電電源装置(UPS)2組に商用バイパス回路を付加した方式。運転中のUPSが故障するといったん商用バイパスヘ切り換え,その後他方のUPSへ徐々に負荷電流を移すことにより,切換時の出力電圧の過渡変動を少なくすることができる。
商用電カ (しょうようでんりょく:commercial power)
需要家が電力会社から供給を受ける電力。需要家構内で自家発電し消費される電力と
区別する必要のある場合に用いる。
商用同期制御 (しょうようどうきせいぎょ:synchronous control with commercial iine)
無停電電源装置(UPS)や自家発電設備などを商用系統と同期運転する場合に用いる制御。同期運転を行う場合,商用側の電圧と周波数が一致しており,さらに位相が同一であることが条件となる。一例としてUPSでは,出力電圧と商用バイパス電圧を比較し,両者の電圧及び位相の差が常に零になるようUPS側で制御を行っている。
[←先頭へ]商用同期無瞬断切換方式 (しょうようどうきむしゅんだんきりかえほうしき:uninterruptible synchronous transfer to bypass)
無停電電源装置(UPS)の点検時又は故障時に無瞬断で商用バイパス回路へ切り換える方式。切換器には高速切換可能な半導体切換方式と半導体スイッチと機械式スイッチを組み合わせたハイブリッド切換方式がある。切換時のUPS側と商用バイパス側の電圧・位相を合わせるため,UPSは常時
商用バイパス回路に同期して運転する。UPS並列冗長方式と併用し高信頼度なUPSシステムを構築することができる。
→CVCF、 個別蓄電池方式、 商用バイパス回路、 商用同期制御、 冗長システム(UPS)、 瞬断バックアップ方式、 商用待機冗長方式
[←先頭へ]小電流遮断 (しょうでんりゅうしゃだん:small current breaking)
無負荷架空送電電路や無負荷ケーブルに流れる容量性の小電流や変圧器の無負荷励磁電流を遮断すること。真空遮断器の小電流遮断による裁断波の発生が間題となることがある。限流ヒューズには,一定個以下の小電流領域で,`溶断はするが遮断できない領域があるので注意を要する。
[←先頭へ]消音器 (しょうおんき:muffler)
[←先頭へ]
消火設備 (しょうかせつび:fire extinguishing system)
水その他消火剤を使用して消火を行う機械器具又は設備。
消防法では,消火器,水バケツ,水槽,乾燥砂,膨張ひる石又は,膨張真珠岩,屋内消火栓,
プリンタラー設備,水噴霧消火設備,泡消火設備,二酸化炭素消火設備,ハロゲン化物消火
設備,粉末消火設備,屋外消火栓設備,動力刑防ポンプ設備を消火設備と規定している。
消弧リアクトル接地方式 (しょうこリアクトルせっちほうしき:resonant earthing system by arc suppression coil)
変圧器の中性点を送電線路の対地静電容量と共振する消弧リアクトルを介して大地へ接続する接地方式。送電線の一線地絡故障時の地絡電流の大部分を占める容量分を消弧リアクトルで打ち消して,故障点アークを自然消弧し異状電圧の発生を防ぐ。
[←先頭へ]照度 (しょうど:illuminance)
被照面の明るさの程度を表し,単位面積当たりに入射する光來。単位は,ルクス(lx),
ルーメン毎平方メートル(lm/m2)。微小面dAに入射する光源をdφvとするとき,
照度はEv=dφv/dAで与えられる。また,点光源による光度Iと水平面照度Ehとの関係は次式
で表す。
Eh=Icos0/r2
照明器具効率 (しょうめいきぐこうりつ:light output ratio of a luminaire , luminaire efficiency)
照明器具から放射される光束とランプの全光束との比。
[←先頭へ]照明制御 (しょうめいせいぎょ:lighting control)
省エネルギーを図るため照明の点滅や調光を行う制御。照明制御には昼光利用による制御,あらかじめ定めたスケジュールによる制御,在室センサ等による有人時のみの点灯制御,適正照度制御等がある。昼光利用の制御は,照度検知器により窓際の照明を調光又は点滅する制御である。適正照度制御は,設計時点で見込んだ,時間とともに生じる器具の汚れやランプの劣化で生じる照度低下の補正分(照度過多)を,適正な照度にすることで省エネルギーを図る制御である。
[←先頭へ]照明率 (しょうめいりつ:utilization factor , coefficient of utilization)
全般照明の平均水平面照度を求めるときに用いる指数で,光源の全光束の総和に対する基準面に入射する光東の割合。照明器具の配光,器具効率,室指数,室内の反射率により変わるので,器種ごとに照明率表が作成される。
[←先頭へ]省エネ法 (しょうエネほう)
[基本方針]
エネルギーの使用の合理化のためにエネルギーを使用する者等が講ずべき基本的事項等について定めるもの。
[エネルギー使用者の努力義務]
消費者としての国民一般をはじめ、事業者、国、地方公共団体といったエネルギーを使用する全ての者に対し自主的な努力を求めるもの。
■ 省エネ法は、エネルギーの効率的使用、無駄使いの排除を推進するための総合的な法律です。 昭和54年の制定以来、約20年間にわたり運用されてきており、今日世界最高水準といわれている我が国のエネルギー使用効率の実現に寄与しているものです。
■ エネルギーは、日常生活や事業活動にとって必要不可欠なものですが、石油をはじめとするエネルギーの多くを海外に依存している我が国においては、できる限り有効に利用していくことが重要です。
■ また、エネルギーの使用は温室効果ガスである二酸化炭素の排出を伴うことから、できる限りエネルギーの使用量を抑えることが地球温暖化問題の解決のために不可欠です。
■ 省エネ法は、豊かな日常生活や活力ある経済活動を維持しつつ、できる限りエネルギーの使用量を抑制する手段として、エネルギーの使用の合理化を徹底するためのあらゆる措置を盛り込んだ法律です。
上下限監視 (じょうかげんかんし:upper , lower limit monitoring)
電流,電圧,温度,湿度などの計測値に上限又は下限の管理限界値を設定し,その限界を超えた場合に警報音を発し,CRTへの表示,プリンタヘの印字などの出力を行う機能。設備機器の運転状態を調べることにより,故障の発見と予防保全情報として利用できる。上下限設定値は絶対値で設定する方法及び制御用設定値に対する偏差を設定する方法がある。
[←先頭へ]冗長システム(UPS) (じょうちょうシステム:redundant system)
負荷容量に見合う必要最小限の台数に加えて1台以上の予傭機を備えた無停電電源装置(UPS)システム。このシステムは予備機も含めて全台数が並行運転を行い負荷を均等に分担して運転する。このうちの1台が故障しても,残りの健全なUPSで負荷に給電を継続する。冗長システムは,給電対
象の重要度や運周方法を勘案して負荷の求める要件に最もふさわしいシステムを選択して計画される。
常時開路ループ方式 (じょうじかいろほうしき:normally opened loop system)
配電系統の構成方法の一種で,変電所等から引き出した2回線の線路が環状の形態をなすもののうち,両回線の接続点に挿入した開閉器を常時開路しておく方式。故障発生時又は作業停電時には,これを自動投入して供給が停止された回線へ逆送する。高感度選択地絡保護方式を適用できるので,我が国ではこの方式が多く採用される。両回線の負荷特性が大きく異なる場合には,電圧降下,電力損失等の面で不利な点もある。低圧屋内幹線設備などに採用されることもある。
[←先頭へ]常時表示方式 (じょうじひょうじほうしき:continuous display system)
対象設備機器の動作状態,故障状態,計測計量値などをそれぞれ常時表示する方式。対象点が比較的少ない場合に適している。また,規模が大きな設備システムであっても緊急度・重要度の高い対象設備に限って適用される場合が多い。例として受変電設備や熱源設備の系統表示等に用いられる。
[←先頭へ]常時閉路ループ方式 (じょうじへいろほ うしき:normally closed loop system)
配電系統の構成方法の一種で,変電所等から引き出した2回線の線路が環状の形態をなすもののうち,両回線の接続点に挿入した開閉器を常時閉路しておく方式。故障発生時又は作業停電時には,これに該当する区間の両端の線路開閉器のみを開路して健全区聞への供給を継続する。特に両回線の負荷特性が大きく異なる場合には,閉ループとすることによって電流分布が改善され,電圧降下,電力損失が少なく融通性が高い。
[←先頭へ]伸縮カップリング (しんしゅくカップリング)
管路の伸縮を吸収するための措置,又はそれに使用する継手(カップリング)。硬質ビニル電線管畑のものは,図のように一方がTS受口に,他の一方が差込みしろが長い伸縮受口になっている。
深夜電力 (しんやでんりょく:midnight demand , contracted specifically)
昼夜間の負荷の平準化を促進する目的で,電力会社が定める選択制の電気供給契約の一種。例えば電力需要が減少する夜問(例えば午後11時〜午前7時)に,格安の電力料金で温水や氷蓄熱等として蓄積し,昼間に給湯や空調等に利用して電力のピークカットを行う。
[←先頭へ]真空遮断器 (しんくうしゃだんき:vacuum circuit breaker)
電路の開閉を真空中で行う遮断器。VCB。1.3×10-2Pa程度以下の真空中では絶縁性が高く,その中に発生したアークは急速に拡散し交流電流の零点近傍で消弧される原理を利用したもので,使用電圧が
3.3kVから77kVまでの遮断器として広く用いられる。
進相運転 (しんそううんてん:leading power factor operation)
交流発電機では
一般に遅れカ率で運転することが多いが,軽負荷時等において進相無効電力の余剰に
より負荷電流が進相となる運転。進相運転となると発電機の励磁電流が少ない低励
磁運転となる為、固定子接続部の過熱、系統安定度の低下等の現象が発生する。
その為、発電機の進相容量限界を確認しておく必要がある。進相容量限界(負荷として
コンデンサのみが接続された場合の許容限界)は自己励磁現象を生じない限界をいう。
許容進相容量は,円筒形発電機の場合は定格容最の20%前後,突極形発電機の場合は40%
程度である。
人工知能 (じんこうちのう:Artificial intelligence)
推論,学習,自己改善など通常人間的な知能に関する機能を,コンピュータ上で遂行する
ことを目的にした様々な技術。
狭義にはエキスパートシステムなど記号論理に基づく推論処理を行うシステムを指すが,
人間の行う複雑な知識処理のための推論処理を実行するファジィ理論,脳の仰経細胞の動
きを模したニューラルネットワークや,カオス,バーチャルリアリティなどの技術が含まれる。
応用分野として囲碁,チェスなどのゲーム,定理証明,パターン認識,自然言語の翻訳などがある。
水位制御 (すいいせいぎょ:water level control)
水槽などの液面を一定の範囲に制御すること。水槽内に電極棒などを挿入して,水面の上下に応じ電極間に流れる電流のオンオフ状態を信号として水位を制御する方式が多い。その他に電極帯,フロート,レベルスイッチ,定水位弁などが用いられる。
→液面制御
[←先頭へ]水晶時計 (すいしょうどけい:quartz crystal clock)
標準信号として水晶振刺子を発振回路に組み込んだ時計。水晶振動子は水晶を決まった角度で切出し精密加工した水晶片で,高精度の固有振動数をもち,精度の高い時刻表示ができる。水晶の固有振動は温度の影響を受けるため,発振回路部分で温度補償をしている。電気時計設備では電源として商用電源を直流安定化したうえ,停電用に二次電池を使用している。
水中形 (すいちゅうがた:submersion)
電気機械器具の水の浸入に対する保護構造の一種で,指定圧力の水中に常時没して使用できるもの。
水中専用の場所での使用に適する。IPX8
JIS C 0920
→耐水形、 防滴形、 防噴流形、 防まつ形、 防雨形、 防水形、 防浸形
[←先頭へ]水中照明 (すいちゅうしょうめい:underwater lighting)
プール,水辺,噴水,流水などの対象物を外部又は水中から行う照明。
[←先頭へ]水平面照度 (すいへいめんしょうど:horizontal illuminance)
水平面上の照度。
[←先頭へ]数値制御 (すうちせいぎょ:numerical control )
数値化された一連のデジタル信号によって自動化装置を制御すること。
また,そのための方法論・装置。
古くは情報を数値化した紙テープを用い工作機械の制御が広く行われていたが,
今日では必要な情報をプログラムとしてコンピュータに与え制御するようになり,
工作機械のみならずエレベータその他建築設備の制御にも広く用いられている。
制限電圧 (せいげんでんあつ:discharge voltage)
避雷器の放電中,過電圧が制限されて両端子間に残留する衝撃電圧。放電電流の波高値及ぴ波形によって定まり,通常波高値で表す。高圧避雷器では公称放電電流が2500Aで33kV,5000Aで30kVである。
[←先頭へ]制御盤 (せいぎょばん:control panel)
動力設傭,照明設傭等を監視・制御・保護するために必要な開閉器,継電器,計器等を金属製の箱に収納した装置。電路を保護する配線用遮断盤や開閉頻度の高い電磁接触器等で構成される。
[←先頭へ]制御用継電器 (せいぎょようけいでんき:control relay)
シーケンス制御等に使用する継電器。電磁形と静止形がある。
[←先頭へ]性能規定 (せいのうきてい)
一定の性能基準で規定されます。
計算や試験などでその性能をクリアしていることを確かめます。
【不燃材料】
建築材料のうち、通常の火災による加熱が加えられた場合に、加熱開始後に20分間燃焼しない、変形などの損傷を生じない、避難上有害なガスが発生しないもの。
→仕様規定
[←先頭へ]整流回路 (せいりゅうかいろ:rectifying circuit)
交流電力を直流電力に変換する回路。
電流を一方向のみに流す整流器を用いる。交流側の電気方式や結線方法によって単相,3相,6相,12相整流回路等がある。図に代表的な回路を示す。整流回路の2次側は,リップルを含むので,それを減少させるのに平滑回路が用いられる。直流側の電圧は交流実効値の√2倍となる。単相半波整流回路は小容量の場合に用いられるが,一般的には全波(ブリッジ)整流回路が採用されている。
→平滑回路
[←先頭へ]整流器 (せいりゅうき:rectifier)
交流電力を直流電力に変換する装置。半導体ダイオード,サイリスタなどが用いられる。
[←先頭へ]整流形計器 (せいりゅうがたけいき:rectifier type instrument)
交流を半導体整流器によって直流に変換し,それを精度の良い永久磁石可動コイル形計器によって測定する。整流した電流による瞬時トルクを平均すると駆動トルクが得られ,それは測定電流に比例している。この測定電流は平均値を示すので,一般には交流を正弦波として扱い
波形率(実効値と平均値の比:K=1.11)を用いて実効値目盛にしてある。
正相インピーダンス (せいそうインピーダンス:positive phase sequence impedance)
正相電圧と正相電流の比。同期発電機では,定格容量基準で,100%程度である。送配電線路では,三相が完全ねん架されているとすれぱ,線路インピーダンスに等しい。変圧器の場合は,インピーダンス電圧(短絡インピーダンス)に等しい。
[←先頭へ]正相電圧(電流) (せいそうでんあつ(でんりゅう):positive-Phase-sequence voltage (Current))
三相不平衡電圧(電流)を対称座標法で正相分,逆相分及び零相分に分解したときの
正相分の電圧(電流)。正相電圧(電流)の相回転は,その三相不平衡電圧(電流)の方
向と等しく,電動機負荷であれば,正方向にトルクを発生させる成分である。
完全に平衡のとれた三相交流では,その成分のすべてが正相分となる。
→逆相電圧(電流)、 零相電圧(電流)、 不平衡率、 正相インピーダンス
[←先頭へ]精密電力量計 (せいみつでんりょくりょうけい:precision watt hour meter)
変成器と組み合わせて,主として高圧及び特別高圧における大口電力需要の電カ量の計量に使用されるもので,電力量を高精度で計量できる性能をもっている計器。
JISC1201
静止形継電器 (せいしがたけいでんき:static relay)
応動が電気的信号の有無として出力する継電器。トランジスタやダイオードなどの半導体素子で構成される。接点の開閉など機械的な動作要素をもたないため,振動による誤動作のおそれがない。
[←先頭へ]静止形励磁方式 (せいしがたれいじほうしき:static excitation system)
同期発電機の励磁方式の1つ。発電機の発生した電力の一部を電圧に比例する成分を
リアクトルを介して,また電気に比例する成分をCTに介して取り出し,合成して整流器
で整流し,発電機の界磁に供給する方式。
ブラシレス方式に比べて,励磁容量が大きくブラシの保守が面倒なため最近ではほとん
ど使われていない。
静電気 (せいでんき:static electricity)
その分布が時間的に変化しない電荷。摩擦によって絶縁物の表面に付着した電荷,
電界内に置いた絶縁物内に分極作用で発生する電荷,電界内に置いた導体表面に
正負等量に誘起する電荷などがある。静電気は集じん,塗装等に利用される。
また,爆発性,可燃性ガス蒸気への着火の原因となることがある。
責任分界点 (せきにんぶんかいてん:respon sibility point)
一般に電力会杜と需要家との間で保安上の責任範囲を明確にした電線路上の境界点。原則的には財産分界点と一致する。
責任分界点は,一般的に需要家が設置した負荷開閉器又は断路器の一次側端子となる。
赤外線式炎感知器 (せきがいせんしきほのおかんちき:infrared flame detector)
炎から放出される赤外線の変化が一定の量以上になったとき火災信号を発する感知器。炎の分光波長分布は,自然光及び人工光には観測されない炭酸ガス特有の4.4μm付近に大きなピークを生じる。このピークを光学的バンドパスフィルタで選択透過させ,赤外線受光素子である焦電素子等に入光させ,炎のゆらぎの周波数である1-15Hzのみを電気的に増幅し火災を検出する。
赤外電球 (せきがいでんきゅう:infrared lamp)
特に赤外放射が多くなるように作られた白熱電球。色温度は2000〜2600kである。
近赤外部(波長1〜3μm)の放射が多いので,加熱乾燥用に用いられる。
赤外放射 (せきがいほうしゃ:infrared radiation)
波長が可視放射の波長より長い1mmまでの電磁波。一般には赤外線と呼ばれている。
CIE(Commission Internationale de I'Eclairage,国際照明委員会)では,波長780nm〜1mmまでの範囲をIR-A(780〜1400nm),IR-B(1.4〜3μm),IR-C(3μm〜1mm)と分類している。赤外放射は一般に熱作用をもち,加熱,暖房,調理などのほか,センサ,暗視装置などに用いられる。
接地形計器用変圧器 (せっちがたけいきようへんあつき:earthing voltage transformer)
一次端子の一端を電線路に接続し,他の一端を接地して使用する計器用変'圧器。EVT。地絡事故時に発生する零相電圧を検出するために用いる。三相回路の零相電圧を検出するには,一般に,三相接地形計器用変圧器の開放三角結線(オープンデルタ)した三次巻線を用いる。正常状態における三次電圧ベクトル和は零となり,開放三角結線した三次巻線の開放端子間には電圧は現れないが,例えば1線地絡を生じると定格三次電圧の3倍の電圧が誘起される。
接地母線 (せっちぼせん:earthing bus-bar , grounding bus-bar)
電気機械器具の金属製外箱や電路の一部に接地工事を施すための共通の接地線。
低圧幹線や高圧饋(き)電線と饋平行して配線する接地線も接地{尋線と称することがある。
設計図書 (せっけいとしょ)
工事内容を指示するための各種の書類を総称して「設計図書」と呼ぶ。平面図や立面図などのいわゆる「設計図」のほか、内外装などの下地・仕上げなどを記した「仕上げ表」、図面では表せない工事方法について指示する「仕様書」がある。図面の種類は建物の構造・規模によって異なるが、在来工法の住宅の場合は20〜30種類。住宅金融公庫の審査、建築確認申請に必要な図面、他種の図面で兼用できる図面など重要度には差がある。
[←先頭へ]設備共用受電 (せつびきょうようじゅでん:common equipment power receiving system)
過密又は過疎のため各需要家別に受電することが需給両者にとって著しく不合理である場合に,受電設備の重複を避け合理的な運用を図るため,複数の需要家が一つの受電設備を共用する受電方式。
電力需要契約は各需要家ごとに電力会杜と締結し,料金も各需要家が電力会社に支払う。
自家用電気工作物としての単位は各需要家ごとになり,それぞれ電気主任技術者を選任する必要がある。
設備容量 (せつびようりょう:inSta1lation capaCity)
電気機器の入力定格の合計値。
電カ(kW)又は皮相電カ(kVA)で表す。負荷設備の場合は必ずしも定格入力が表示されないことが多いので,定格出力などから計算して求める必要がある。
絶縁協調 (ぜつえんきょうちょう:insulation co-ordination)
電力系統に発生する各種の過電圧に対して,絶縁破壊事故の発生確率が許容水準にとどまるように電力機器・設備の絶縁強度を選定し,最も合理的になるように協調を図ること。
雷サージ過電圧などに対しては,避雷器の保護レベルを電路の絶縁強度より低くすることによって保護する。
絶縁抵抗計 (ぜつえんていこうけい:insulation resistance tester)
電気機械器具や
電路と大地間,又は電線柵互間の絶縁低抗の測定に用いるもので,電池を内蔵し,測定
端子電圧1000V以下のものをいう。かつては,手回し式発電機内蔵形が使われたが,現
在は製作されない。表示形式には,指針形とデジタル形があり,測定端子電圧は25V,50V,
100V,125V,250V,500V,1000Vのものがある。端子はそれぞれ(一)(ライン),(十)(アース)
及ぴガードがある。ガード端子(保護端子)は,試験対象とする絶縁低抗以外の漏れ低抗
が指示に影響するのを防ぐために用いられる。
JISC1302
絶縁電線 (ぜつえんでんせん:insulated conductor,insulated cable)
ゴム,合成樹脂,紙,綿又は絹糸,エナメル,無機絶縁物などで電気絶縁被覆を施した電線。屋外配電,屋内配線,機器内配線,電機巻線,情報・通信用など種類が多い。
[←先頭へ]絶縁母線 (ぜつえんぼせん:insulated bus)
変電設備のスペースを小さくするために絶縁した母線。
絶縁方式によりガス絶縁と固体絶縁とがある。
ガス絶縁母線は絶縁物にSF6ガスを用いたもので,高電圧になるほどスペースの縮小効果が大きい。
ガス絶縁開閉装置(GIS)に用いる。
固体絶縁母線は絶縁物にエポキシ樹脂などを用いたもので,3〜33kVの縮小形開閉装置に用いる。
全電圧始動 (ぜんでんあつしどう:full voltage starting)
電動機の始動方式の一つで,特別な始動装置を用いず,電動機端子に電動機の定格電圧
を直接加えて始動する方式。直入れ始動ともいう。
最も簡単な始動方式であるが,始動電流が大きく,始動時の衝撃も大きい。始動容量が
源系統の容量に比し小さく(電圧降下が小),始動時の機械的衝撃が問題にならない場合
に最も一般的に用いられている。
全般拡散照明 (ぜんぱんかくさんしょうめい:general diffused lighting)
大きさが無限と仮定した作業面に,発散する光束の40〜60%が直接に到達するような配光をもっ
た照明器具による照明。
JIS Z 8113
→全般照明
[←先頭へ]全般照明 (ぜんぱんしょうめい:general lighting)
特別な局部の要求を満たすのではなく,部屋全体を均一に照らすように設計した照明。
JIS Z 8113
視作業対象や場所に無関係に照明器具を配置するため,照明設計が比較的容易に行える。
全容量遮断方式 (ぜんようりょうしゃだんほうしき)
電気回路のある点に設置した自動遮断器の遮断容量を,その点の最大短絡電流以上と
する保護方式。
双方向CATV (そうほうこうシーエ一ティーブイ:two-way CATV)
テレビジョン放送の信号を放送局側から加入者へ伝送し,加入者側からの信号を放送局側へ伝送する機能をもつCATV(有線テレビ放送)。システムの動作監視,番組中継,加入者宅の端末操作による番組視聴の要求,課金情報の収集に加え,電話やデータ通信等のメディアとして利用できる。
[←先頭へ]操作卓 (そうさたく:operator console)
操作員(マン)が機器(マシン)の状態や故障などを監視・制御するためのマンとマシンを結合する装置を組み合わせた卓。CRT,グラフィックパネル,キーボード,ライトペン,タッチパネル,インタホン等から構
成される。
相回転 (そうかいてん:phase sequence)
三相交流の各相の電圧又は電流の位相の変化の順が一定方向に回転すること。
ペクトル図では相回転は反時計回りである。
相順 (そうじゅん:phase sequence)
三相交流の場合に,各相の電圧又は電流の瞬時値が変化しながら最大値に達する順序。相順をA相,B相,C相の順とすれば,それぞれ120度ずつ位相が遅れる。
[←先頭へ]相表示 (そうひょうじ:phase indication)
相順の識別を明確にするため発変電規程では特別高圧母線及び高圧母線に色別(赤,白,黒),記号別(A,B,C又はR,S,T)などによる相表示をするよう規定している。
また,配電盤等の導体の配置は,三相では左右の場合左から,上下の場合上から,遠近の場合近い方からそれぞれ第1,2,3相,色別では第1,2,3相の順で赤,白,青としている。JEM1134。
相不平衡率 (そうふへいこうりつ:phese voltage unbalance)
相電圧と平均相電圧との差の最大値と平均相電圧の比。
これは,IEEEにおける定義であり,我が国では一般的ではないが不平衡率の計算が著
しく面倒であることから,このような用語を採用する必要があると考える。
相電圧の代わりに線間電圧を用いてもよい。
総合盤(自動火災報知設備の) (そうごうばん:combination panel)
表示灯,地区音響装置及び発信機で構成される機器収納箱。非常電話設傭の子機及び差動式分布型感知器(空気管)の検出部が組み込まれることもある。
[←先頭へ]装飾照明 (そうしょくしょうめい:decorative lighting)
人目を引く照明器具又は光源を用いて,器具の装飾性を活用する照明。
[←先頭へ]騒音 (そうおん:noise)
人に不快感を与える音。
人種・年齢・性別・健康状態によって相違する。
騒音レベル (そうおんレベル:noise level, sound level )
1000Hz付近の最小可聴音を基準とした,騒音の大きさの度合いを表す音圧レベルに,
人間の感覚的な補正を加えた値。
dB(デシベル)で表す。
騒音計 (そうおんけい:noise meter, sound level meter)
騒音レベル,を測定する測定器。
低い周波数や高い周波数の音は小さく聞こえるので,周波数の違いに対する人間の耳の
感度補正がなされている。測定器は実効値指針計の計器とA,B,C及び平坦特性からなる
聴感補正回路をもっている。
聴感の対応がよいことから,騒音測定としてはA特性で行うことが多い。
dB(デシベル)で表す。
地熱発電 (じねつはつでん:geothermal power generation)
地下の熱源によって加熱された蒸気の熱エネルギーを利用する火力発電方式。
火力発電の発電原価のうち最も大きい部分を占める燃料費が節約できることと,
ボイラが不要であることから,有利な発電方式といえる。発電方式としては,天然
の蒸気をそのまま用いるもの,熱水を用いるもの及び熱水又は天然蒸気で他の作動
流体の蒸気を作るものの3方法がある。
直付け形照明器具 (じかづけがたしょうめいきぐ:surfacemounted1uminaire)
建造物の天井面や壁面に直接取り付ける照明器具。
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