おやすみ前の儀式


BY ゆうきゆうき


さて、寝るか・・・。そう思い立ってから実際にベッドに入って目を閉じるまでの間、女の子はとてもたくさんのことをします。
それはまるで儀式のように毎晩毎晩繰り返されているのです。

もちろん、その儀式は人によって異なります。順序もやることも…多分一人として全く同じことをしている人はいないでしょう。もちろん、日によって手順が変わることもあります。
そこで、そんな女の子達の儀式の一礼として、私のおやすみの儀式を書いてみたいと思いたったのです。

さて、寝るか・・・。
そう思った私はまず最初に何をするか。
まあ、日によって違いますが大体は寝室にパジャマと取りに行きます。
髪を洗おうと思ったら、ついでに鏡台の前で髪をとかします。髪ってとかすだけでかなり汚れを浮き上がらせることができるのです。だから洗う前にとかすのが効率的な訳。
髪を洗わないのなら簡単に髪をまとめておきます。お風呂に入る時にその方が楽だからです。
そうそう、この間にもし髪が傷んでいて時間に余裕があったら髪のオイルパックをやったりもします。
椿油にエッセンシャルオイルを垂らしたものを髪に馴染ませて蒸したオルをして15分。それから頭皮マッサージをして、そして髪を洗えばつやつやの髪になる…という訳なのです。

パジャマを持ったらお風呂場へ。
洋服を脱いで体重を計ってそれから体脂肪も計っちゃう。いや〜な一時ですが、毎日のチェックが重要。計ったデータはHP200LXに入力してグラフ化しています。
それから髪を洗うなら小さなタオルを2枚棚から取り出して置いておきます。
髪を洗わない日だったら、まとめた髪の上にシャンプーキャップをかぶって濡れないようにします。髪をまとめたのはシャンプーキャップをかぶる時楽なように…という訳だったのです。
さぁ、準備ができたらお風呂場へゴー!

お風呂場に入ってまずやること。
とりあえず冬ならざっと身体を流して湯船につかっちゃうかなぁ。やっぱり暖まりたいですもんね。
夏だといきなりシャワーですね。

それから洗いに入る訳ですが、これも髪を洗うか洗わないかで変わります。
私の場合、髪を毎日洗うとは限りません。まあ、夏は汗も書くので毎日洗うことが多いですが、冬なら2日に一度で十分。あんまり洗い過ぎちゃうと髪も傷んじゃいますからねぇ。
それじゃ、とりあえず髪を洗うパターンから。

髪を洗うパターンの場合、必ず髪から洗い始めます。
何故ならばシャンプーとかリンスとかって結構強い成分が多くて顔を先に洗ったりしたらせっかく洗った顔にシャンプーの成分がついちゃったりするからなのです。
・・・という訳でシャンプー。
シャンプー剤をつける前に髪を十分にお湯で濡らします。お湯で濡らしただけでも結構汚れは落ちるのでこれは念入りに。
それから、1度目のシャンプー。シャンプーを直接髪につけたりしません。そんなことしたら髪が傷んじゃう。
シャンプーを手に取ったら十分泡立たせてそれから少しずつ髪につけます。
でも、最近はそれでも固まってついちゃうかなぁと思って洗面器に少量のお湯を入れてそこでとかして泡立ててからつけるようにしたりしています。やっぱりその方が良いような感じがします。こんな風にいろいろ試しているんですよ〜。
シャンプーをつけたら1回目は軽く地肌を洗う程度。髪はただシャンプー剤を馴染ませた程度です。
そして、そのシャンプーを洗い流します。
そしたら、2度目のシャンプー。
シャンプーの付け方は1回目と同じ。洗い方は今度は地肌を十分にマッサージ。でも爪は決して立てません。指の腹で丁寧にマッサージするのです。髪の毛の方はやっぱりそんなに洗いません。シャンプー剤がつくだけでも髪の毛の汚れは結構洗えてるものなのです。
さて、2度目のシャンプーを念入りに念入りに洗い流したら今度はトリートメント。
本当はリンスだけでも良いんですけれど今、結構髪が傷んでいるので毛先だけはトリートメントします。
トリートメントなんかも結構強い成分が多いのですすぎはとっても念入りに。
ここまで終わったらとりあえず、2枚出しておいた小さなタオルの一枚を頭に巻いちゃいます。洗った髪のタオルドライですね。

で、ここから先は髪を洗わないパターンと同じ。髪を洗っていたら頭にはタオル。洗ってなかったらシャワーキャップ。差はそれだけです。
次に洗うのは大体身体ですね。たまには顔から洗いますが…まあほとんど身体から洗います。
この前買ったへちまエキス配合の綿のボディタオルにボディーシャンプーをつけてごしごしやります。でも、あまり強くは擦らないの。あんまり強く擦ると色素沈着起こしちゃいますからね。
洗う順番も人によってものすごく違うんでしょうねぇ。私はまず右腕。それから左腕。左足、右足、お腹、胸、背中、最後に立ち上がってお尻…っていうパターンみたいです。
実のところ身体洗いにはあんまり気を使ってないのです。本当は気を使った方がいいのかもしれないけれど、面倒なところは思い切って省略しちゃいます。顔とか髪の方にその分気を使いたいので、まあいいやって感じなのです。

で、最後に洗うのは顔!これはとっても重要なのでとても念入りにやります。
私の場合、洗顔はヴァーナルのものを使っています。
ヴァーナルの洗顔っていうのは緑色の石鹸と白い石鹸の2度洗い。(ノーメイクの人は一度だけね。使う石鹸は交互に変えるそうです。)
ヴァーナルだとお化粧を落とすのに特別なクレンジングがいらないので楽なのです。
さて、洗顔の手順と参りましょう。
まずは、お水で顔をジャブジャブっと洗います。
そしたら手にはお化粧の油とかついちゃいますから、まず緑の石鹸で軽く手を洗います。
それから緑の石鹸をくるくるくるくるって30回くらい回して、手についた石鹸を少しずつ泡立てていくのです。お水を一滴、二滴と加えていってどんどん泡立てます。じっくり泡立てて卵一個分くらいの滑らかな泡が出来たらいよいよ洗顔…とヴァーナルの人は言います。私は卵一個にちょっと足りないくらいでいつも諦めちゃいます。(それでいつもヴァーナルの人から電話がある度にもっと泡立てろって怒られちゃう(笑))
泡立てた泡を手に乗せて顔を洗います。ここではごしごし洗っちゃ駄目。泡でふわふわっと撫でるように洗うのです。
鼻の横の方とか、耳の横とか眉と眉の間とか…雑に洗うと手が届かないくて洗いそびれちゃう場所があるので念入りにふわふわふわふわ洗います。
そしたら、それを水で洗い流します。お湯だと皮脂が取れ過ぎちゃうからなのです。
十分にすすいだら今度は白い石鹸を同じように思い切り泡立ててそれから同じ用に洗います。
白い石鹸の方が泡立ち安いのでこっちの方が楽。
石鹸分が残らないように十分に洗い流したら洗顔は終わりです。額の毛の生え際とか結構泡が残りやすいから注意して洗い流さないとなりません。

洗顔で洗うのが全部終わったら冬だったらもう一度湯船につかるかな。夏はそのままシャワーで身体を流して出ちゃいます。

お風呂からあがったらとりあえず髪のタオルを二枚目のものに交換します。身体とか顔とか洗っている間に随分髪の水分を吸っているからです。
それから身体の水気を拭いたら、お次は全身にひきしめのジェルを塗ります。
ちょっと前に流行った(今もかな)ディオールのスヴェルトとかそういった類のものですが、私は資生堂のヤツが気持ち良いのでそれを使っています。
でも、結構高価なので腕には他のもっと安いジェルを使ってみたり・・・。

ジェルは塗ったらすぐに乾いちゃいますからパジャマを着ます。
あ、でも場合によってはパジャマを着る前に肩をオイルでマッサージします。これは肩こり対策です。
でも自分だとなかなか肩のマッサージって出来ないのよねぇ・・・。

さてさて。パジャマに着がえたら寝室へ移動。
髪を洗っていたら今度はそれを乾かさなければなりません。
頭に巻いていたタオルをほどき、軽くタオルドライ。
そしたら次は髪にリキッドヘアを振りかけます。これは髪と同じ成分を液状化したというもので、ドライヤーの熱で閉じこめることによって髪を補強するというもの。これを15プッシュほど髪にかけたら良くとかして馴染ませます。
それからドライヤーで乾かします。
ドライヤーで乾かすときはドライヤーを近づけ過ぎないように注意しないとなりませんねぇ。

さて、髪が乾いたらこんどはお顔の手入れ。
ヴァーナルの場合、とてもシンプルなので化粧水を使うだけです。
ヴァーナルのヴィーナシャワーっていう化粧水はスプレー式になっているのでぶわっと吹きかけてそれで終わり。
でも、最近はアロマテラピーにこっているのでカモミールの化粧水をつけたりしてます。
それでも、やっぱり化粧水をつけるだけ。
あとは唇にリップクリームを塗るだけなのでとっても簡単です。
多分、他の化粧品を使っている人はもっといろいろやっているでしょう。マッサージしたり、アイジェル使ったり、クリーム使ったり、美容液使ったり…きっとこれでもかって塗っている人もいることでしょう。

さてさて。
かなり枕が近づいてきました。でもまだやることはあります。
毎日の習慣で、明日の天気を枕元の電話で177にダイヤルして聞きます。それで明日の服をなんとなく考えておきます。
それから目覚ましのチェック。私はラジオとCDを鳴らして起きるので二つセットするのです。
そしたら、足と手のお手入れ。

冬ってかかとががさがさしたりしてとっても嫌なんですよね。
そこで登場するのがクリームと靴下。
かかとを中心に足の裏に十分にクリームをすり込んで、靴下を履きます。そうすると明日の朝起きた時、足がつるつるになってるんですよ。
それから手。
私は自分の手が好きで手の手入れには結構気合いを入れています。
そこで、やっぱりクリームの登場。前は市販のものを使っていましたが、今は蜜ろうとホホバオイルとエッセンシャルオイルで自作したとっても甘い香りのクリームを使っています。
クリームを取ったら指の一本一本に良く馴染ませてマッサージ。
それから手の甲と掌も良くマッサージして、最後に手袋をはめるのです。

さてさてさて。
やっと全ての儀式が終わりました。
あとは寝るだけ。
明かりを消して枕に頭を落とします。
おやすみなさ〜い。

・・・とまぁ、こんな訳で、こ〜んなに気を使って、こ〜んなにいろいろな儀式をこなして、そしてやっと私は眠りにつくのです。
なんかすごく大変と思って読んでいる男の方もいらっしゃるでしょう。
それにきっと「まだまだそんなもんじゃ甘いわよ。私はもっといろいろやってるわ」って思ってる女の方もいらっしゃるでしょうね。
これだけたくさんのこと…まあ、たまには面倒になることもあるんですが、結構楽しいものなのです。洗顔後の肌がしっとりすべすべだったり、カモミールの化粧水の心地よい香りを楽しんだり、朝目覚めた時の手のすべすべさとか…そんないろいろなことが私をリラックスさせてくれるのです。
だから、今夜もきっと、私は面倒な儀式を楽しみながらやるに違いありません。

【FIN】

1997.2.10 finished
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平田優子E-mail Address:yuko-h@sannet.ne.jp