200LXとの幸せな出会い| [優子の部屋 HOME] | [200LXファンクラブ] |
タイトルの通り、200LXと出会えて私は本当に幸せです!
それはどうしてかって?
携帯端末に求める私の条件と200LXのスペックがかなりマッチしているからです。
携帯端末はデスクトップと違って小さな身体に機能を詰め込まなければなりません。そうなれば当然ユーザの希望を全部くみ取ることなんかできません。そこに妥協が生まれます。
この妥協点が携帯端末の大きなポイント。
何を拾って何を捨てるのか…それはその人の使い方によりますから、万人が満足する携帯端末なんてありっこありません。
そして、私にとって200LXが一番条件に合っていた…という訳。
だから私は200LX使いです。
このページには私が200LXユーザになるに至った過程とその後の暮らしについて書きたいと思います。
時系列に関しては記憶に頼っていますので間違いが混ざっている可能性もあります。
対抗機種なんかも今だったらモバイルギアとかリブレットとかもっといろいろありますし、当時の比較なんか今読んでも仕方ないのかもしれませんが・・・。
まあ、気楽な読み物として読んでみてください。
そもそものはじまりは私がまだファーストパソコンのPC9821 As2を使っていた頃にさかのぼります。
パソコンいじりが楽しくて楽しくて仕方ない私。
その頃通っていた幕張まで1時間半以上という長い通勤時間に「ああ、携帯端末が欲しいなぁ」と思うようになりました。
携帯端末を使って移動中に小説とか書ければいいなぁ。
それに研修とかで遠くに行った時なんかに通信手段が欲しいし・・・。
それに2台目のパソコン…大きい端末買っちゃうと目立って母に「そんなものばっかり買って」とか言われそうだけれど、小さい端末なら目立たないからばれないかも(笑)。
それが携帯端末が欲しくなった動機だった訳です。
…という訳で早速候補を絞りはじめました。
私の場合、何故かいつも荷物が非常に重く、肩こりも酷いので重いマシンは絶対に駄目だ!ということで重さを800g以下に絞り込みました。これが第一の条件だった訳です。
1kg以下でも良かったんですが1kgでもまだ相当重いよなぁという訳。でもあまり根拠なく800g以下。
で、条件を800g以下とするとそれだけでかなり絞り込まれちゃうんですよね。
軽いと言われるサブノートパソコンだってどうしても1kgくらいの重さはありますから、残るのはどうしてもPDA中心になります。
で、残った候補は以下のもの。
他にもいくつか軽い端末はありましたが、それはその他の条件で却下されました。
さてさて。
この3つを以下に絞っていくか…。
第2の条件は簡単です。
キーボードがついていること!
私はペン入力はどうしてもうざったそうで嫌だったのでこの時点であっさりザウルスは却下されました。(輸出バージョンのキーボード付ザウルス…日本語対応版があったら悩んでいたでしょうねぇ)
さあ、残るは最後の選択。200LXかオアシスポケットか!
この時点の評価はこんな感じでした。
| 条件 | 200LX | オアシスポケット |
|---|---|---|
| 重さ | 軽いよね? | 200LXよりは重い |
| 大きさ | ポケットに十分入る大きさだろう | ポケットに入れるには少し大きいんじゃ? |
| キータッチ | 実物をさわってないからわからない | なかなか悪くない |
| DOSが使えるか | 基本的にパソコンなのでばっちり使える | 使えるけれど基本的にはオアシスワープロ |
| 気になる点 | 日本語化をソフトでやらなければならないので大変なのでは? | 電池が切れるとシステムが飛ぶらしい。それはないよなぁ。 |
| その他の印象 | 実物をさわってみたい! | オアシスの基本が上書きなのでやだなぁ。 |
…という訳でかなり心は200LXに偏っていた気もしますが、この時点では200LXの日本語化キットはないし実物さわっていないし…ですぐに購入!という訳にはいかなかったのでした。
LXの実物を初めて見たのはNifty-ServeのFCOMICの合宿オフの場でした。
私が携帯端末を欲しがっていることをチャットなんかで知っていたYam.さんが愛用のHP100LXを見せてくれたんです。
初めて見て、初めて触ったLXは小さくて可愛くて思っていたよりもずっとキータッチが良くって使いやすそうなキーボード。
Yam.さんはとっても大きな人なのでYam.さんの手の中だととりわけ小さく見える100LXが印象的でした。
これは良いなぁと思ったものの、やっぱり二の足踏んだのはフリーソフトでやるしかない日本語化の件だったのでした。
その後、私は仕事でYHP(現日本HP)の人と会う機会が多くなりました。
で、その仕事で会うYHPの人達がLX使いさん達だったのです。
Tさんは100LXを愛用していて打ち合わせ中にそれを使ったりするのです。うずうずしながら見ていた私。打ち合わせ後に雑談していろいろ聞いたりしたものでした。
それに寺崎さん!
マシン室でマシン作業をする時傍らにLXを置いていた寺崎さん。その寺崎さんのマシン作業を見守っていた私は目をキラキラさせながら寺崎さんに「200LX使いやすいですか?」といろいろ質問していたのでした。その時微笑みながらいろいろ教えてくれた寺崎さん、どうもありがとうございました。マシン作業の邪魔だったでしょうにねェ。
(その寺崎さんがLXの日本語化においてとても重要な役割を果たしていて、LX使いの間でもとっても有名なかづひさんだったと知ったのは、寺崎さんがうちの職場に来なくなってから(T_T)。知っていたらもっと有意義な質問したのにぃ。)
そんな感じでまわりで使っている人がいるとますます欲しくなっちゃいますよねぇ。200LXへのラブコールがどんどん高まっているのを感じていたその頃の私でした。
そうこうしているうちに200LXの日本語化キットも発売されほとんどハードルは無くなっちゃったのでした。
もう購入も時間の問題かも…と思うそんなある日。
ザウルス使いだった先輩のAさんが担当内のネットニュースでザウルスの引き取り手を捜していました。
あれ?どうしたのかな?と思ったのですが、なんとAさんが200LXを購入したというのです。
やっぱり見せてもらって…うううう、欲しいっ。
200LX欲しさが一気に高まってしまったのでした。
運命のその日、私はATOK9欲しさに一太郎をバージョンアップするために秋葉原にいました。
申し込んで郵送でも良かったんですが、早くATOK9を使いたかったのでバージョンアップ店頭受付のためにラオックスのザ・コンピュータ館へ行ったのです。
滞りなく一太郎の新バージョンを手に入れ、家に帰ろうとザ・コンピュータ館を出た私はザ・コンピュータ館の近くである看板を見ました。
それはHP200LXを取り扱っているという看板!
おおおっ。今まで探していたのに全然取扱店を発見できなかったのにこんなところにあったのか。
それは200LX使いの中ではあまりにも有名な若松通商でした。
階段を下りて地下一階の店舗へ。
おお、あるある。あるじゃないですか。
そこには探していた200LXの姿がっ!
気がついた時には2Mの200LXをしっかり購入しているじゃないですか、私は!!
お店の人に「主にテキストファイルを扱いたい」と言うと、フラッシュメモリは10Mくらいで十分ということだったので日本語化キットのフルセットインストール済の10Mのフラッシュメモリを購入。
それから通信用にオムロンとポケットモデム。
専用アダプターと接続ケーブルとコネクタ。
それらをセットで購入して帰途につく私。
あああああああ、予想外の出費。
でも電車の中から早速いじったりして幸せな私なのでした。
200LXのいわゆる倍速化手術をしたのは、200LXを購入してから相当経ってからでした。
水晶を変えてしまって早くするというこの改造を行えばメーカー保証がなくなるということでびびっていた訳です。
結局1年間の保証期間が切れた頃に若松通商で倍速化セットを購入しました。
でも、自分で改造する度胸も道具もない。
・・・という訳でドクターのあだ名を持つ友人Kさんに倍速化手術をお願いしたのでした。
このドクター、LXを非常に使いこなしている人でして、200LXのDBデータをCSV形式に変換しちゃうソフトなんかをちょちょいと作っちゃうような人なのです。
こういう詳しい人が身近にいると非常に心強いですね。
通信ソフトの設定なんかの時もドクターにはお世話になりました。
さて。
手術してもらったのは総裁ことTさん宅でのゲームオフの場でした。(ちなみにこの総裁もLX使い…)
ドクターは私のバリッと200LXを開腹して、水晶つけかえて、それからドライバなんかも仕込んでくれました。
おおっ、早くなったぞ!!
それを見ていたやっぱり200LX使いのA姉様が倍速化された私の200LXを羨ましがっていると、「倍速化する?水晶持ってるよ」とドクター。
な…何故そんなものを常備しとるのですか!!(笑)
結局その場でA姉様の200LXの手術も行われたのでした。
メーカーの保証はきかなくなってしまいましたが、やっぱり倍速200LXは快適です。日本語変換やスクロールの速度なんかが目に見えて変わりました。
上の倍速化手術の項をお読みの方は既にお気づきかと思うのですが、私のまわりには非常にLX使いさん達が多いのです。
ある時、秋葉原でみんなでお買い物をしようと集まりました。
その場にいたのは6人。
その中でLX使いじゃなかったのはウルトラマン使いのひらたさんだけ(笑)。(現在私の旦那さんです。1998.05.15追記)
…ということで6台のLXがその場に集まったのでした。
え?5人いて、一人がLX使いじゃなかったら5台じゃないのかって?
そこはそれ。
一人で2台も持っているような人がいるからなんですよ(笑)。
さて、こうして200LXを使い込む日々は続きました。
最初の目的だった携帯小説書き端末としてよりはむしろPDAとしての使い道の方が多かったかも…。
しかし、とにかく200LXの小さなキーでもタッチタイプできるようになっちゃったり、BIBLEを見ながらちょっぴりカスタマイズ…とかいろいろで200LXはどんどん使いやすくなってきたのでした。
そしたら、ちょっとだけ不満が出てきちゃったんです。
その不満の出所はフラッシュメモリカード。10Mしかないそのカードのせいで、辞書の大きなATOKが入れられなかったり、光の辞典が入れられなかったりするのです。
ああ、もう少し容量の大きなフラッシュメモリカードが欲しいなぁ。
そう思い続けてしばらく経った時、やっと相場が10万を切りました。よし、買おう。
毎度おなじみになっている秋葉原のお買い物オフで、ドクターやら総裁やらひらたさんやらのメンバーと一緒に探してもらって40Mフラッシュメモリを買いました。
おかげで今はATOKはもちろん入っているし、光の辞典も駅すぱあとも入っています。本当に便利です。
でも、とりあえず余った10Mフラッシュどうしようかなぁ(笑)。(今も何に使われるという訳でもなく机の引き出しに入っています(^_^;)。1998.05.15追記)
さてさて。
こうして使い込んでいる200LXですが、Nifty-ServeのFHPPCをはじめ、熱心なユーザの方々によってソフトウェアはどんどん進化しています。
そういう新しいソフトウェアを入れてもっと使いやすくカスタマイズしていこうと思っているところです。
このままでも使えるしな…となかなか取りかからない私ですがカスタマイズを押し進めればきっともっと使いやすい200LXになってくれることでしょう。
しかし、HP200LXとの蜜月も実は終焉を迎えつつあるのかもしれません。
長らく待たれていた200LXの後継機種、HP300LXは時代の流れからWindows CE端末として誕生することになってしまいました。
詳しい情報は全然入っていないのでどうなのかなぁというところです。
200LX並の使いやすいキーボードとちゃんと使える日本語環境とバッテリー駆動時間の長さがあったら購入を考えはじめちゃうかもしれません。
出張や研修なんかで遠くに行った時、200LXを買った当時はNifty-Serveのパソコン通信ができればいいや…と思っていたのですが、最近だとやっぱりインターネットにも接続したいなぁと思うのです。
で、200LXはがんばればできないわけではありませんが、やっぱりインターネット端末としてはあまりにも非力なんですよね。
200LXに辿り着いた時のように、またいろいろ私の中の条件を出して携帯端末を物色する時期が来ているのかもしれません。
だけど、200LXの使いやすさを知っている私が出す今度の条件は前よりもずっと厳しいものになるんだろうなぁ…と、そう思うこの頃の私です。
ある日、衝撃が起きました。
200LXが日本語化されなかった経緯から絶対ないと思っていたHPのWindowsCE機が日本語化されるというのです。
想像もしなかった状況に驚き、期待が一気に膨らみます。
徐々に明らかになるスペック。
カラーで、WindowsCE2.0の載る620LXは魅力的ですが200LXより大きいし、200LXと同じようには使えないでしょう。
でも胸は高鳴るのです。
このマシンが欲しい!
そう思わせる何かが620LXにはありました。
それより後のお話は…このページではなく、今後作られる筈である620LXのページで語ることにします。
でも、私と200LXとの日々はまだ終わったわけではありません。
少なくとも今はまだ。